ソフトバンク鶴岡慎也捕手(36)が7日、福岡市中央区のヤフオクドーム内にある球団事務所を訪れ、他球団への移籍を前提としたFA宣言の意向を伝えた。
鶴岡は「FA申請して退団することを伝えました。4年前にFAでホークスにとってもらって感謝している。3回も日本一になれたのは幸せです。個人的に成績を残せなかったが、レベルの高い野球をさせてもらって宝物になった」と話し「自分が試合に出ないといけないと思ったし、もう1回、心機一転、環境を変えて頑張ろうと思った」と思いを口にした。
ソフトバンク鶴岡慎也捕手(36)が7日、福岡市中央区のヤフオクドーム内にある球団事務所を訪れ、他球団への移籍を前提としたFA宣言の意向を伝えた。
鶴岡は「FA申請して退団することを伝えました。4年前にFAでホークスにとってもらって感謝している。3回も日本一になれたのは幸せです。個人的に成績を残せなかったが、レベルの高い野球をさせてもらって宝物になった」と話し「自分が試合に出ないといけないと思ったし、もう1回、心機一転、環境を変えて頑張ろうと思った」と思いを口にした。
巨人宇佐見真吾捕手(24)が左手首を痛め、侍ジャパンの辞退が濃厚になったことが7日、分かった。稲葉監督の初陣に向けて今日8日から宮崎で代表合宿が開始されるが、強打の若手捕手が目前でアクシデントに見舞われた。巨人での秋季キャンプに参加し、前日6日の練習試合の韓国・ハンファ戦では2点適時二塁打を放っていた。だが左手首を痛め、当面のプレーが難しい状態となった。
今季は8月から1軍昇格し、劇的な本塁打を連発して打率3割5分、4本塁打と頭角を現した。ソフトバンク甲斐、ロッテ田村ら他球団の若手主力捕手とともに選出され「1つでも多く吸収して来年につなげたい」と意気込んでいたが、手痛い負傷となった。最終的には今日8日に判断し、辞退が決まる見通し。その場合は、今季100試合出場のオリックス若月健矢捕手(22)が召集される可能性が高い。
広島若手の底上げを図る秋季日南キャンプが始まった。
菊池、丸ら主力は一部メニューから外れたものの、バティスタ、メヒアも夜間練習まで8時間超の全メニューをこなした。
緒方孝市監督はさらなる成長を期待し「まだまだ発展途上なので、うまくなってもらわないといけない。特別扱いはしない」。
ヤクルト小川敦史監督が打撃力と走力を武器に内野手に専念する藤井に一、三塁の定位置争いを期待した。
「内野登録になる。捕手として使い勝手が良かったと思うが、そうではなく違うところで勝負してほしい」。
日本ハム栗山英樹監督は、プロ入りから二人三脚で歩んできた大谷のメジャー移籍表明を感慨深げに受け止めた。
「翔平が選んだ代理人がすごく良いことを信じている。1つだけ言うなら、オレは大谷翔平を信じている」。
DeNAアレックス・ラミレス監督が東京・渋谷区の同社で南場智子オーナーにシーズン終了を報告。
「立ち止まるわけにはいかない。前進し続けて常勝チームにしなければ」と来季20年ぶりのリーグ優勝をあらためて宣言。
目標に「シーズン80勝が必要」と定めた。
阪神金本知憲監督が北條へ異例の2時間付きっきり指導を行った。
「去年のいい時の形がまったくなくなっていたから。簡単なことなんだけど。下半身が緩む。ユルユルで…」と指揮官は嘆く一方で「でも本人も思い出したんじゃないかな。打球もだいぶ変わってきたし」と手応えも。
「今の状態では1軍にはまずいられない」としたが「もう1度去年のいい時の状態とか感覚が戻れば、またチャンスはある」と期待を込めた。
オリックス福良淳一監督が社会人野球日本選手権に「2番遊撃」で先発出場したドラフト3位のNTT東日本・福田を視察。
「足はいけるんじゃないですか。ファーストまでも速いし、スタートもきれたし」と高評価。
守備機会はあまり無かったが「肩は大丈夫。シートノックを見る限り、動きも悪くない」。
遊撃手として争わせるのかとの問いには「そうですよね」と即答した。
ソフトバンク工藤公康監督が、かつてキャスターを務めたテレビ朝日の「報道ステーション」に生出演した。
苦しんだ末の日本一を振り返るコーナーで攻撃面は「采配ではなくスタッフの情報に基づいた作戦だった」と明かし、走塁などの細かいプレーが生きたと説明。
総合的には「第1戦で千賀くんが、いい投球をして勝てたことが大きかった」と分析した。
上原さんのように成功する! オリックス平野佳寿投手(33)が7日、大阪市内で海外FA権行使の手続きを行った。「海外を優先で考えている。年齢も年齢なので行くなら最後。不安はあるが、それ以上に向こうでやりたい気持ちがある」。世話になったオリックスへの感謝も交えながら、メジャー挑戦を正式表明した。国内他球団への移籍は選択肢にない。
モデルケースとして頭に描くのが、今の平野と同じ33歳で海を渡った上原浩治(42=現カブスからFA)だ。「上原さんはプロ入り前から一番のあこがれ。40歳を過ぎても頑張っておられるし、刺激を受けている。上原さんみたいにコンディションを整えながら、できるだけ長くやりたい」。尊敬するリリーバーを手本に、米球界では息の長い活躍をしたいと考えている。
既に代理人を通じ、複数のメジャー球団が興味を示していることを聞いている。これまでに米メディアはカージナルスが関心を寄せていると報道。平野は今後、正式オファーを待つことになる。「しっかり自分を評価してくれるところでやりたい。お前に任せたという熱意を伝えてくれる球団が一番」。契約がまとまれば単身ではなく、家族とともに移住予定という。【大池和幸】