病気・怪我

【読売ジャイアンツ】宇佐見が負傷で侍ジャパン辞退へ

巨人宇佐見が侍ジャパン辞退へ、合宿目前に無念負傷

 巨人宇佐見真吾捕手(24)が左手首を痛め、侍ジャパンの辞退が濃厚になったことが7日、分かった。稲葉監督の初陣に向けて今日8日から宮崎で代表合宿が開始されるが、強打の若手捕手が目前でアクシデントに見舞われた。巨人での秋季キャンプに参加し、前日6日の練習試合の韓国・ハンファ戦では2点適時二塁打を放っていた。だが左手首を痛め、当面のプレーが難しい状態となった。

 今季は8月から1軍昇格し、劇的な本塁打を連発して打率3割5分、4本塁打と頭角を現した。ソフトバンク甲斐、ロッテ田村ら他球団の若手主力捕手とともに選出され「1つでも多く吸収して来年につなげたい」と意気込んでいたが、手痛い負傷となった。最終的には今日8日に判断し、辞退が決まる見通し。その場合は、今季100試合出場のオリックス若月健矢捕手(22)が召集される可能性が高い。

【阪神タイガース】阪神上本が右足首を近日中に手術

阪神上本が右足首を近日中に手術 来季に影響なし

 阪神上本博紀内野手(31)が近日中に右足首の手術を受けることが6日、分かった。球団関係者によると、クリーニング手術になる見通しで、来季に影響はないとみられる。

 上本は今季5月5日広島戦の二塁守備中に右足首を捻挫し、以降は慢性的な痛みと戦いながらプレーを続けていた。鳴尾浜でトレーニングを続けていたが、オフの早い段階で患部を万全な状態に戻し、来季に向けた準備を進めていくもようだ。

 今季は二塁レギュラーの座を奪い取り、125試合出場で打率2割8分4厘、9本塁打をマーク。いやらしい打撃に磨きをかけ、チームのCS進出に貢献していた。来季も二塁レギュラーの有力候補だが、秋季キャンプで二塁挑戦中の大山や西岡ら強力なライバルとの争いも控えており、いち早く手術に踏み切るとみられる。

【北海道日本ハムファイターズ】浅間が腰の手術発表

日本ハム浅間が腰の手術発表「来年勝負に備える」

 日本ハムは30日、浅間大基外野手(21)が明日11月1日に徳島県内の病院で腰部椎間板ヘルニアの内視鏡手術(PED法)を受けると発表した。

 2年目の昨季開幕前に腰椎分離症を発症し、以後は腰痛を抱えながらプレーしていた。今季19試合出場にとどまった浅間は「来年しっかりと勝負できるようにこの時期に手術を受けることを決めました。思い切りプレーできる状態に治して来シーズンに備えたい」とコメント。吉村GMは「(完治は)実際に手術が成功してみないと。(来春の)キャンプには間に合うくらい」と見通していた。

【広島東洋カープ】エルドレッド右手関節痛で抹消

広島エルドレッド右手関節痛で抹消、週明け精密検査

 広島ブラッド・エルドレッド内野手(37)が21日、右手関節痛のため選手登録を抹消された。

 この日の朝から右手首に違和感を覚え、全体練習のティー打撃中に痛みを訴えた。フリー打撃は回避し、練習を早退した。前日20日のCSファイナルステージ第3戦は先発出場も4打数無安打。今季チーム最多27本塁打の大砲の離脱に、緒方監督は「残念。練習でバッティングができないということだったので。しょうがない」と冷静に受け止めた。週明けにも広島市内の病院で精密検査を受ける予定。

【福岡ソフトバンクホークス】サファテ紅白戦登板回避

ソフトバンク・サファテ紅白戦登板回避 下半身張り

 ソフトバンク・サファテが下半身の張りを訴え、15日ヤフオクドームで行われた紅白戦の登板を回避した。

 工藤監督は「大事を取ってということ。ブルペンでは投げていたみたいだしね」と、症状が軽いようでひと安心していた。倉野投手統括コーチもブルペンでの投球を確認し「問題はなかった」と話した。今季66試合に投げプロ野球新記録の54セーブを挙げた守護神がCSでも鷹を支えていく。

【北海道日本ハムファイターズ】大野、右肘手術終了

日本ハム大野 右肘手術終了 鎌ケ谷でリハビリ予定

 日本ハム大野奨太捕手(30)が16日、札幌市内の病院で内視鏡による「右肘関節内遊離体除去術」を受け、無事に終了した。

 今後は数日間入院して、リハビリを開始予定。患部の状態を見ながら、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷に移動してリハビリと練習を始める見込み。術後約2カ月後をメドにスローイングを再開し、同約3カ月後に制限なくプレーできるようになる見通し。

【北海道日本ハムファイターズ】大谷の右足手術終了

日本ハム大谷の右足手術終了 松葉づえで退院見通し

 日本ハム大谷翔平投手(23)が12日、都内の病院で内視鏡による「右足関節有痛性三角骨(足関節後方インピンジメント)除去術」を受け、無事に終了した。

 今後は病院内でリハビリを開始。2~3週間で退院する予定で、福島チーフトレーナーは「松葉づえで退院してくるかもしれない」と、見通しを話した。退院後は2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷でリハビリ、練習を行う予定。投打で制限なくプレー出来るまで、約3カ月を要する見込みで、今オフにポスティングシステムを利用してメジャー移籍をしても、来年2月中旬からのスプリングトレーニングには間に合う見通しだ。

【北海道日本ハムファイターズ】大野が手術

日本ハム大野が手術「早く治していいプレーを」

 日本ハムは13日、大野奨太捕手(30)が16日に札幌市内の病院で内視鏡による「右肘関節内遊離体除去術」を受けることを発表した。

 今季は83試合に出場。9月に右肘の張りにより一時出場選手登録を抹消されていた。1軍に同行しながら調整したが復帰後の先発は3試合だった。球団を通じ「早い段階で手術することができるので、万全な体で来シーズンを迎えられると思います。早く治して、いいプレーをお見せできるように頑張ります」とコメントした。大野は海外FA権を取得している。

【阪神タイガース】大和、守備で左足首負傷し緊急交代

阪神大和、守備で左足首負傷し緊急交代 今日病院へ

<阪神2-1中日>◇5日◇甲子園

 名手がアクシデントに見舞われた。阪神大和内野手(29)が中日24回戦(甲子園)で遊撃守備中に左足首を負傷し、緊急交代した。

 2回表2死一塁で7番遠藤の三遊間ゴロにバックハンドで追いつくも、一塁は間に合わない。この打球を捕りに行った際、左足首に痛みを覚えたとみられる。捕球後はポンポンと跳びはね、痛みを分散させる動きもあった。金本監督は試合後、「ちょっと足をひねったみたいやね」と説明。2回裏1死の1打席目から早々と代打植田を送られた。

 その直後にベンチ裏から現れ、少しだけ足を引きずりながらも自力歩行。広報に付き添われながら、厳しい表情のまま無言で階段ものぼり、クラブハウスに消えた。指揮官は「明日、病院に行くんじゃないかな」と明かした後、重さの程度については「ちょっと分からん」と話すにとどめた。

 大和はこの日まで19試合連続で遊撃先発出場中。10月1日巨人戦まで6試合連続安打と好調をキープしていた。北條の状態が上がらず、ルーキー糸原も右膝靱帯(じんたい)損傷で離脱した後は、どっしりとスタメンに定着。今季からスイッチヒッターに転向した左打席での快打も増え、球界屈指の守備力はもちろん健在だった。

 2軍ではこの日、糸原が実戦復帰したとはいえ、大和を欠いてポストシーズンに突入するわけにはいかない。自力歩行した姿を見る限り重傷ではないとみられるが、CSファーストステージに影響がないことを祈るばかりだ。【佐井陽介】