<みやざきフェニックス・リーグ:広島6-6日本ハム>◇25日◇天福
侍ジャパンの稲葉篤紀新監督が古巣日本ハムを率い“初采配”を振るった。
試合前「勝ちにこだわって采配します」と全選手に伝えており、接戦の末、引き分けた。
「負けてもおかしくなかった。選手が最後まで諦めず、やってくれた。その時だけではなく、その後のことを含めて考えなくちゃいけない。非常にいい経験をさせてもらった」。
<みやざきフェニックス・リーグ:広島6-6日本ハム>◇25日◇天福
侍ジャパンの稲葉篤紀新監督が古巣日本ハムを率い“初采配”を振るった。
試合前「勝ちにこだわって采配します」と全選手に伝えており、接戦の末、引き分けた。
「負けてもおかしくなかった。選手が最後まで諦めず、やってくれた。その時だけではなく、その後のことを含めて考えなくちゃいけない。非常にいい経験をさせてもらった」。
NPBエンタープライズは11日、「第9回BFA U15アジア野球選手権大会」(11月1日開幕、静岡・伊豆)に出場するU15日本代表18人を発表した。軟式野球の大会で、元日本ハムの武田勝氏(39)がコーチを務める。
【投手】根本悠楓(白老町立白翔中)、宮本拓実(仙台育英学園秀光中)、寺西成騎(能美市立根上中)、荻原吟哉(星稜中)、浜田世(高知中)、※清水惇(高崎市立長野郷中)
【捕手】菅谷真之介(船橋市立七林中)、内山壮真(星稜中)
【内野手】米永大基(川越市立城南中)、山田将義(駿台学園中)、長谷川優也(新潟市立黒埼中)、山城航太郎(福岡市立高宮中)、神里陸(南風原町立南星中)、※鎌田州真(大田区立志茂田中)、※高橋凌(船橋市立七林中)
【外野手】加藤陸久(開成町立文命中)、功刀史也(南アルプス市立白根巨摩中)、※平尾柊翔(上尾市立大石南中)
※は追加メンバー
28日から31日まで静岡・伊豆で2次合宿を行い、大会は11月1~5日の日程で、日本、台湾、韓国、パキスタン、香港、フィリピンが参加して行われる。
プロアマ合同の日本野球協議会の侍ジャパン強化委員会は、侍ジャパントップチームの監督に前日本ハムの稲葉篤紀氏が就任することを発表した。
「東京五輪は56年ぶりという国を挙げての記念すべき大会。野球が復活するので、しっかり金メダルを取りたい。チームの和が大事。私個人の話では、北京五輪に出てメダルを取れず帰って、そこから野球が(競技種目から)なくなった。もう1度リベンジしたいという気持ちがずっと僕の中であった」。
早実・清宮に対して、早速興味を示した。
「非常に僕の中で興味を持っている選手です。高校通算107本、これはこれから抜く選手、なかなかいないんじゃないかという記録を出しました。体も大きくなり、パンチ力もあってホームランも打てる。なかなか左打者でホームラン打者というと今、ソフトバンク柳田選手はいますけども、なかなか出てこない。高校から次(プロ入りか、または)どこに進学するのか分かりませんけど、今度はスピードに慣れていくというのが大事になっていきます。見守り続けたい」。
日本野球協議会「侍ジャパン強化委員会」は31日、都内で会見し、侍ジャパンの次期監督に前日本ハムの稲葉篤紀氏(44)が就任すると発表した。
稲葉氏は、14年までヤクルト、日本ハムでプレーし引退。日本代表としても北京五輪、第2、3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場している。現役引退後は、日本ハムのスポーツ・コミュニティ・オフィサー(SCO)に就任。侍ジャパンではプレミア12、今春のWBCで打撃コーチを務めていた。
稲葉新監督の初陣は、24歳以下の(オーバーエージ3人)メンバーで台湾、韓国と対戦する「アジアプロ野球チャンピオンシップ」(11月16~19日、東京ドーム)になる。
金メダル獲得を目指す20年東京五輪に向けて、侍ジャパンがユニホームを一新する。
侍ジャパン事業を担うNPBエンタープライズが、新たにアシックスと契約を交わす方針であることが16日、分かった。
歴代五輪や過去4大会のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、すべてミズノが担当し、同社以外のメーカーが野球日本代表のユニホームを手掛けるのは初になる。
◆野球日本代表の歴代ユニホーム 歴代五輪のユニホームは白地にストライプ柄が基本で、WBCでは06年の第1回大会から、13年の第3回大会までストライプ柄は使用していない。ホームは白を基調として「JAPAN」の横文字が入ったモデルを着用。侍ジャパンが常設化されて初めてのWBCとなった今春の第4回大会から、WBCでもストライプ柄を使用した。
侍ジャパンの小久保裕紀監督が帰国し、都内で記者会見を行った。
1点差で敗れた準決勝の米国戦について。
「動くボールのスピード、動き幅。打線の状態は良かったが、ほとんど芯に当てることができないでWBCが終わった。正直、1点差以上のものを感じました。世界のトップのピッチャーを経験できたこともひとつの財産。今回選出した選手はまだ若い。これから数年、日本球界をけん引できる選手。(東京五輪へ)目標を高く持っていってほしい」。
3年半の経験を振り返って。
「代表監督はやさしいものではなかった」。
チーム編成の問題について。
「いっぱいあるんですけど、なかなか会見で申し上げることはできない。そういう場所に呼ばれることがあって、意見を聞かれれば、その時に話をしたい」。
今後プロ野球の監督を務めることについて。
「12球団の監督と代表監督はまったくの別もの。今のところは次のことは考えられない」。
侍ジャパンが23日、帰国した。成田空港では約200人のファンに迎えられた。
内川が代表引退を示唆した。「今回が1つの区切りだと思っていた」と、日の丸を背負う戦いに終止符を打つ考えを明かした。今大会は代打の切り札としてチームを支え、準決勝では8回に小林の代打で登場。右前打を放って意地を見せたが、世界一奪還は果たせず。「ここ(準決勝敗退)が目標じゃなかったので…」と、悔しさをにじませた。
「動くボール、威力がワンランク上」/小久保監督
[2017年3月23日7時49分 紙面から]
TL
<WBC:侍ジャパン1-2米国>◇準決勝◇21日(日本時間22日)◇ドジャースタジアム
侍ジャパンがWBC準決勝のアメリカ戦に臨み、1-2で敗れた。内野陣にミスが重なり失点し、打線も散発4安打と湿った。小久保裕紀監督のコメント。
「ミスをした方が負けるが、責めることはできない。日本は人工芝でのプレーがほとんど。あれだけの選手たちが芯で捉えられない。動くボール、威力がワンランク上。フォーシーム主体のリーグでプレーしている。どこで訓練すれば? となる」。
試合後の会見で退任の意向を表明。「2013年(10月)から、この大会に向けてやらせていただいた。契約は満了、ということです。解放感がある」。
「やり切ったと言えばやり切ったが、勝てなかったのは事実」。選手たちへは「リスクをかえりみず、日本のために使命感を持って戦ってくれた。『胸を張って堂々と帰国しよう』と伝えました」と感謝した。
WBC準決勝のアメリカ戦を前に公式会見が行われ、侍ジャパン小久保裕紀監督が必勝宣言した。
「我々が戦うのはUSA。他のチームのことは考えていない。完全アウェーの雰囲気。のまれない。やるか、やられるかの一発勝負。勝つためにやるのが『戦』。そのつもりでやる」。
決戦の地ドジャースタジアムについて。
「珍しく左右対称。日本っぽい球場。予報が雨は、こっちの方が有利」。
<練習試合:侍ジャパン2-3ドジャース>◇19日(日本時間20日)◇アリゾナ州グレンデール
三盗を成功させた代走平田について侍ジャパン小久保裕紀監督のコメント。
「(平田には)代走でいく、と伝えていた。ああいう意識の高いプレーは助かりますね」。
3打席で2二塁打の筒香について「知らない良いピッチャーばかりの中で、さすがです」。
ブルペン陣については「みんなボール自体は良かった。牧田に平野。抜ける変化球もなかった」と評価した。
WBC準決勝がドジャースタジアムでの米国戦。「完全アウェー、USAコールの中で試合をやれる。逆に幸せに感じる」。
3番に固定していた青木を6番に下げ、好調の坂本勇と入れ替えた。「先発もある程度予想が立っているが、左の可能性もあるので坂本を。リセットして考えたい」。
「見ているだけでこんなに暑い。何とか疲労が出ないように」と気を配った。
公式会見でのコメント。「おそらく完全アウェーの雰囲気での試合。球場の雰囲気にのまれないことが大切。明日は菅野で行きます。伝えたのは成田空港での待合室。選んでいるピッチャーで一番良いピッチャー。彼に託します」。