「特別扱いはしない」／緒方監督

　広島若手の底上げを図る秋季日南キャンプが始まった。

　菊池、丸ら主力は一部メニューから外れたものの、バティスタ、メヒアも夜間練習まで８時間超の全メニューをこなした。

　緒方孝市監督はさらなる成長を期待し「まだまだ発展途上なので、うまくなってもらわないといけない。特別扱いはしない」。

「なかなかこれだけの選手はいない」／緒方監督

　広島はスカウト会議を行い、１位指名を公言した広陵・中村奨成捕手にぶれはなかった。緒方孝市監督のコメント。

　「大舞台で結果を残せるポテンシャル。将来的に鈴木誠也に次ぐ、右の長距離を打てる打者。クリーンアップを担える。カープファンと聞いているし、なかなかこれだけの選手はいない」。

「明日も自分たちの野球をやるだけです」／緒方監督

＜セ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ：広島３－４ＤｅＮＡ＞◇第４戦◇２３日◇マツダスタジアム

　セ・リーグ王者広島がＤｅＮＡに逆転負けを喫し、２勝３敗でクライマックスシリーズ敗退の危機を迎えた。緒方孝市監督のコメント。

　継投の歯車だけでなく、攻撃の歯車もかみ合わなかった。「勝負どころと踏んで仕掛けたけど、得点につながらなかった」。

　「後がない状態になった。とはいっても焦らず、明日も自分たちの野球をやるだけです」。

「本当にその通りになった」／緒方監督

　広島緒方孝市監督は室内練習場で打撃練習を中心に見守った。クライマックスシリーズ・ファイナルステージ２試合連続の中止も冷静に受け止めた。

　第３戦のあった２０日に「明日もあさっても予報が悪い」と心配していたが「本当にその通りになった」。

　「マイナスにとらえてやるヤツはいない。やるしかない」。

「練習でバッティングができない」／緒方監督

　右手関節痛のため選手登録を抹消された広島エルドレッドについての緒方孝市監督のコメント。

　「残念。練習でバッティングができないということだったので。しょうがない」。

「初戦がとれたのは大きいね」／緒方監督

＜セ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ：広島３－０ＤｅＮＡ＞◇第１戦◇１８日◇マツダスタジアム

　広島が降雨コールドで初戦をとり、アドバンテージを含めて２勝とした。５回に１番田中が放った中前の２点適時打が決勝打となった。緒方孝市監督のコメント。

　「去年同様、キーマンになってくれそうな感じがする。初戦がとれたのは大きいね」。

　その他の一問一答は以下の通り。

　－難しいコンディション

　緒方監督　プレーボールかかってからは、それほど支障はなかったけどね。中盤から、かなりグラウンドコンディションも悪くなっていった。それを普通に薮田が投げてくれた。いろんなプレッシャーとかあるなかでも、しっかりと自分の投球をしてくれた。ピンチなんて１度くらいしかなかったでしょう。ナイスピッチングです。

　－菊池が追加点

　緒方監督　初回から攻撃の形をつくってくれた。しぶとい内野安打での追加点は非常に大きかった。このシリーズは１番２番３番。タナキクマルに掛ける期待は大きいです。

「普段通りやるだけ」／緒方監督

　広島はＣＳファイナルステージの舞台となる本拠地マツダスタジアムでの最終調整を完了した。緒方孝市監督のコメント。

　「普段通りやるだけ。向こうは厳しいファーストステージを勝ち上がってきているチーム。でも、我々もやることはやってきたので」。

「相手は決められない」／緒方監督

　甲子園でのクライマックスシリーズ（ＣＳ）ファーストステージ第３戦は雨天中止となった。広島緒方孝市監督のコメント。

　ＣＳファイナルステージの相手が今日１７日まで決まらない展開にも「相手は決められない。うちの野球をやるだけ」と動じなかった。