イースタン・リーグは24日、今季公式戦の日程を発表した。3月18日に開幕し、ウエスタン・リーグとの交流戦を含め、各球団が135~139試合を予定している。中止となった場合は再試合を行わず、順位は最終的な消化試合数での勝率で決める。
春季教育リーグは3月4日から15日まで20試合が組まれた。
イースタン・リーグ
【イースタン・リーグ】宮国出場へ、アジアウインターリーグのメンバー変更
11月25日に台湾で開幕する2016アジアウインターリーグに出場するNPBイースタン選抜のメンバー変更が、NPBから発表された。変更になったのは以下の4選手。
巨人長谷川潤投手(25)→宮国椋丞投手(24)
DeNA綾部翔投手(19)→福地元春投手(26)
ヤクルト竹下真吾投手(26)→岩橋慶侍投手(25)
楽天吉持亮汰内野手(23)→巨人増田大輝内野手(23)
また、ウエスタン選抜の阪神高橋建コーチと金村暁コーチは期間中に交代する。
【読売ジャイアンツ】2軍が21年ぶり日本一 岡本豪快弾でMVP
<2016ファーム日本選手権:巨人6-2ソフトバンク>◇1日◇KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎
巨人岡本和真内野手(20)が、2軍を21年ぶり8度目の日本一に導いた。1日、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎でファーム日本選手権が行われ、巨人は6-2でソフトバンクを破った。4番に座った岡本は9回にバックスクリーンへ豪快な1発を放つなど、4打数2安打3打点の活躍を見せ、最優秀選手に選出された。
岡本の一振りが、日本一を決定づけた。3点リードの9回1死。バリオスのフォークを軽々とバックスクリーンに運んだ。「あの感じを忘れていた。ファーム選手権で打てて良かったです」。5回に適時二塁打、7回には犠飛も放ち、2安打3打点の活躍で21年ぶりの優勝の原動力となった。
2年目の今季は正三塁手を期待され1軍の春季キャンプに参加も、結果を出せず開幕前に2軍降格。5月に1軍に昇格したが3試合で1安打に終わった。「1軍で結果を出せなくて悔しかった。今やれることは全部やるという気持ちでやった」。ファウルが多いことを反省し、甘い球を「打ち損じをしない打撃」をテーマにした。テークバック時に左肩が内に入りすぎる悪癖を直し「練習から1球1球大事に」と取り組んだ。
4番で使い続けた斎藤2軍監督も「打撃練習から打球が変わってきた」と成長を認める。7月のフレッシュ球宴でも最優秀選手賞を獲得し、2軍戦では96試合出場し18本塁打74打点で打点王に輝いた。「1軍に行っても対戦経験のない投手ばかり。そこで打てないと、この世界ではやっていけない」。活躍を伝え聞いた高橋監督はCSでの1軍昇格の可能性に「まだ聞いたばかりなので」と話すにとどめた。1軍定着が次なる戦いになる。【細江純平】
【NPB】西武外崎、ソフトバンク真砂が2軍月間MVP
イースタン、ウエスタン両リーグは29日、9月の月間MVPに西武外崎修汰内野手(23)、ソフトバンク真砂勇介外野手(22)を選出したと発表した。
外崎は、11試合に出場し、リーグ1位の5本塁打を記録。打率は同2位の3割9分1厘をマークした。
真砂は、11試合に出場し、打率4割9厘をマーク。リーグ1位の13打点を挙げ、リーグ優勝に貢献した。
【NPB】2軍全日程終了 イは巨人連覇、ウはソフトB5連覇
イースタン、ウエスタン両リーグが25日、全日程を終了した。
イースタンは巨人が2年連続の優勝で、2位以下は楽天、西武、ロッテ、DeNA、日本ハム、ヤクルト。
ウエスタンはソフトバンクが5連覇を果たし、中日、阪神、広島、オリックスの順となった。ロッテの井上晴哉が規定打席不足ながら首位打者を獲得した。
個人タイトルは次の通り。
【イースタン】
▽首位打者 井上晴哉 3割4分2厘
▽最多本塁打 山川穂高(西武)22
▽最多打点 岡本和真(巨人)74
▽最多盗塁 山崎晃大朗(ヤクルト)38
▽最高出塁率 中川大志(楽天)3割8分9厘
▽最優秀防御率 江柄子裕樹(巨人)2・15
▽最多勝利 イ・デウン(ロッテ)10
▽最多セーブ 金森敬之(ロッテ)17
▽勝率第1位 江柄子裕樹 8割1分8厘
【ウエスタン】
▽首位打者 塚田正義(ソフトバンク)3割5厘
▽最多本塁打 陽川尚将(阪神)カニザレス(ソフトバンク)14
▽最多打点 陽川尚将62
▽最多盗塁 釜元豪(ソフトバンク)23
▽最高出塁率 塚田正義 4割2分4厘
▽最優秀防御率 山田大樹(ソフトバンク)1・49
▽最多勝利 秋山拓巳(阪神)山田大樹、笠原大芽(ソフトバンク)9
▽最多セーブ 祖父江大輔(中日)嘉弥真新也(ソフトバンク)11
▽勝率第1位 山田大樹 9割
【NPB】ファーム7月MVPに楽天柿沢、ソフトバンク釜元
イースタン、ウエスタン両リーグは10日、7月の月間MVPに楽天柿沢貴裕内野手(22)、ソフトバンク釜元豪外野手(22)を選出したと発表した。
柿沢は、主に二塁手として16試合に出場。リーグトップの打率4割7分7厘をマークした。
釜元は打率4割、24安打はリーグトップ、12打点、4盗塁はリーグトップタイの好成績を残した。
【北海道日本ハムファイターズ】橘みづほ浴衣姿で山なり始球式
<イースタン・リーグ:日本ハム-巨人>◇20日◇鎌ケ谷
3代目東海汽船マスコットガールの橘みづほ(22)が始球式を務めた。
東京湾納涼船を象徴する浴衣姿で登場。投球は山なりからゴロとなり、捕手・清水の左方向へ逸れながらミットに収まった。ノーバン投球ならずも橘は「とにかく(ボールがキャッチャーまで)届いて良かった。始球式は初めての経験だったので、今日はとても楽しかったです」と、さわやかな笑顔を振りまいていた。
【NPB】西武呉念庭&オリックス園部が2軍6月MVP
【NPB】「プロ野球フレッシュオールスターゲーム2016」出場予定選手のお知らせ
「プロ野球フレッシュオールスターゲーム2016」出場予定選手のお知らせ
7月14日(木)マスカットスタジアム(岡山県倉敷スポーツ公園野球場)で開催いたします「プロ野球フレッシュオールスターゲーム2016」出場予定選手をお知らせいたします。
<岡山県出身もしくは岡山県にゆかりのある選手>
藤井皓哉(C)、守屋功輝(T)、奥浪鏡(Bs)、柴田竜拓(DB)、呉念庭(L)両監督からのコメント
ウエスタン・リーグ選抜 水上善雄監督(福岡ソフトバンク)
才能溢れる若い選手達と野球が出来るという、ワクワク感で一杯です。そして、それと同時に球界の宝を預かったという責任も感じます。選手達には選ばれたことに対し、責任と誇りを持ってプレーし、自分の自信に繋げ、財産にしていって欲しいと思います。又、声援を受ける喜び、その素晴らしさを感じ、プロ野球人としての快感を味わうと共に野球が出来る有難さを知ってもらえたら、嬉しいです。これから光輝こうとする若い芽に対して、是非温かい目で見守り、熱い声援を送ってあげてください。みなさんの声援で選手たちは一層頑張れます。
イースタン・リーグ選抜 斎藤雅樹監督(読売)
今回のイースタン・リーグ選抜には、近い将来プロ野球を背負って立つと思われる有望な選手たちが揃い、私も試合を迎えるのが楽しみです。このフレッシュオールスターゲームでの活躍をきっかけに、飛躍していった先輩たちがたくさんいます。選手たちには、同年代のライバルが集まる中で、元気ハツラツと自分の力を存分に発揮してもらいたいと思います。昨年は台風の影響で残念ながら中止となりましたが、今年は同じ岡山で、ぜひファンのみなさまに、若者たちの全力プレーを堪能していただければと願っています。
ウエスタン選抜
監督・コーチ監督
80 水上 善雄
(福岡ソフトバンク)コーチ
89 水本 勝己
(広島東洋)コーチ
31 掛布 雅之
(阪神)投手
47 髙橋 純平
(福岡ソフトバンク)
右投右打66 松本 裕樹
(福岡ソフトバンク)
右投左打36 塹江 敦哉
(広島東洋)
左投左打41 藤井 皓哉
(広島東洋)
右投左打43 守屋 功輝
(阪神)
右投右打50 青柳 晃洋
(阪神)
右投右打20 野村 亮介
(中日)
右投右打17 山﨑 福也
(オリックス)
左投左打91 塚田 貴之
(オリックス)
左投左打捕手
141 張本 優大
(福岡ソフトバンク)
右投右打12 坂本 誠志郎
(阪神)
右投右打35 木下 拓哉
(中日)
右投右打内野手
45 桒原 樹
(広島東洋)
右投左打63 西川 龍馬
(広島東洋)
右投左打9 石川 駿
(中日)
右投右打10 大城 滉二
(オリックス)
右投右打61 奥浪 鏡
(オリックス)
右投右打外野手
51 上林 誠知
(福岡ソフトバンク)
右投左打64 真砂 勇介
(福岡ソフトバンク)
右投右打63 板山 祐太郎
(阪神)
右投左打1 友永 翔太
(中日)
右投左打
イースタン選抜監督・コーチ
監督
77 斎藤 雅樹
(読売)コーチ
72 二宮 至
(横浜DeNA)コーチ
83 横田 久則
(埼玉西武)投手
96 長谷川 潤
(読売)
右投右打30 飯塚 悟史
(横浜DeNA)
右投左打18 多和田 真三郎
(埼玉西武)
右投右打63 佐藤 勇
(埼玉西武)
左投左打20 安樂 智大
(東北楽天)
右投左打20 上原 健太
(北海道日本ハム)
左投左打71 中島 彰吾
(東京ヤクルト)
右投右打捕手
122 柿沼 友哉
(千葉ロッテ)
右投右打10 清水 優心
(北海道日本ハム)
右投右打内野手
38 岡本 和真
(読売)
右投右打31 柴田 竜拓
(横浜DeNA)
右投左打38 山下 幸輝
(横浜DeNA)
右投左打39 呉 念庭
(埼玉西武)
右投左打13 平沢 大河
(千葉ロッテ)
右投左打051 柿澤 貴裕
(東北楽天)
右投左打36 廣岡 大志
(東京ヤクルト)
右投右打外野手
43 重信 慎之介
(読売)
右投左打69 肘井 竜蔵
(千葉ロッテ)
右投左打9 オコエ 瑠偉
(東北楽天)
右投右打50 宇佐美 塁大
(北海道日本ハム)
右投右打31 山崎 晃大朗
(東京ヤクルト)
左投左打
【NPB】フューチャーズが四国アイランドリーグ選抜と試合
イースタン・リーグは21日、若手主体の混成チームフューチャーズが、四国アイランドリーグplus選抜と7月26~28日まで、大田スタジアムで3試合対戦すると発表した。
入場は無料。
交流戦は08年から行われ、今年で9年目の開催になる。現在NPBには、四国アイランドリーグplus出身の選手が23人(うち育成選手6人)在籍している。