ウエスタン・リーグ

【福岡ソフトバンクホークス】復帰の川崎2軍戦出場、初打席で安打

ムネリン2軍戦出場 ソフトバンク復帰初打席で安打

 カブスを自由契約となり、ソフトバンクに移籍した川崎宗則内野手(35)が4日、ウエスタン・リーグ対オリックス(タマホームスタジアム筑後)に1番ショートで先発出場した。

 1回の1打席目にいきなり岸田の137キロの直球を強振、右前に痛烈なライナーではじき返し、“復帰初ヒット”を放ってみせた。3月31日に米国から帰国。1日に福岡市のヤフオクドーム内で入団記者会見を行った川崎だが、まだ時差ぼけは抜けきっていない様子で、この日も試合前に「眠たいです」と話していた。それでも2軍戦とはいえ、復帰初打席でのヒット。スタンドからは大きな歓声が上がっていた。

【NPB】3月17日開幕 ウエスタンリーグが今季日程発表

3月17日開幕 ウエスタンリーグが今季日程発表

 ウエスタン・リーグは23日、今季の公式戦日程を発表した。3月17日に開幕し、イースタン・リーグとの交流戦13試合を含め、各球団が130~137試合を予定している。中止となった場合は再試合を行わず、順位は最終的な消化試合数での勝率で決める。

 春季教育リーグは3月4~15日に計19試合が組まれた。オリックスは今季から大阪市此花区の舞洲サブ球場を2軍本拠地として使用する。

【読売ジャイアンツ】2軍が21年ぶり日本一 岡本豪快弾でMVP

巨人2軍が21年ぶり日本一 岡本豪快弾でMVP

<2016ファーム日本選手権:巨人6-2ソフトバンク>◇1日◇KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎

 巨人岡本和真内野手(20)が、2軍を21年ぶり8度目の日本一に導いた。1日、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎でファーム日本選手権が行われ、巨人は6-2でソフトバンクを破った。4番に座った岡本は9回にバックスクリーンへ豪快な1発を放つなど、4打数2安打3打点の活躍を見せ、最優秀選手に選出された。

 岡本の一振りが、日本一を決定づけた。3点リードの9回1死。バリオスのフォークを軽々とバックスクリーンに運んだ。「あの感じを忘れていた。ファーム選手権で打てて良かったです」。5回に適時二塁打、7回には犠飛も放ち、2安打3打点の活躍で21年ぶりの優勝の原動力となった。

 2年目の今季は正三塁手を期待され1軍の春季キャンプに参加も、結果を出せず開幕前に2軍降格。5月に1軍に昇格したが3試合で1安打に終わった。「1軍で結果を出せなくて悔しかった。今やれることは全部やるという気持ちでやった」。ファウルが多いことを反省し、甘い球を「打ち損じをしない打撃」をテーマにした。テークバック時に左肩が内に入りすぎる悪癖を直し「練習から1球1球大事に」と取り組んだ。

 4番で使い続けた斎藤2軍監督も「打撃練習から打球が変わってきた」と成長を認める。7月のフレッシュ球宴でも最優秀選手賞を獲得し、2軍戦では96試合出場し18本塁打74打点で打点王に輝いた。「1軍に行っても対戦経験のない投手ばかり。そこで打てないと、この世界ではやっていけない」。活躍を伝え聞いた高橋監督はCSでの1軍昇格の可能性に「まだ聞いたばかりなので」と話すにとどめた。1軍定着が次なる戦いになる。【細江純平】

【NPB】西武外崎、ソフトバンク真砂が2軍月間MVP

西武外崎、ソフトバンク真砂が2軍月間MVP

 イースタン、ウエスタン両リーグは29日、9月の月間MVPに西武外崎修汰内野手(23)、ソフトバンク真砂勇介外野手(22)を選出したと発表した。

 外崎は、11試合に出場し、リーグ1位の5本塁打を記録。打率は同2位の3割9分1厘をマークした。

 真砂は、11試合に出場し、打率4割9厘をマーク。リーグ1位の13打点を挙げ、リーグ優勝に貢献した。

【NPB】2軍全日程終了 イは巨人連覇、ウはソフトB5連覇

2軍全日程終了 イは巨人連覇、ウはソフトB5連覇

 イースタン、ウエスタン両リーグが25日、全日程を終了した。

 イースタンは巨人が2年連続の優勝で、2位以下は楽天、西武、ロッテ、DeNA、日本ハム、ヤクルト。

 ウエスタンはソフトバンクが5連覇を果たし、中日、阪神、広島、オリックスの順となった。ロッテの井上晴哉が規定打席不足ながら首位打者を獲得した。

 個人タイトルは次の通り。

 【イースタン】

▽首位打者 井上晴哉 3割4分2厘

▽最多本塁打 山川穂高(西武)22

▽最多打点 岡本和真(巨人)74

▽最多盗塁 山崎晃大朗(ヤクルト)38

▽最高出塁率 中川大志(楽天)3割8分9厘

▽最優秀防御率 江柄子裕樹(巨人)2・15

▽最多勝利 イ・デウン(ロッテ)10

▽最多セーブ 金森敬之(ロッテ)17

▽勝率第1位 江柄子裕樹 8割1分8厘

 【ウエスタン】

▽首位打者 塚田正義(ソフトバンク)3割5厘

▽最多本塁打 陽川尚将(阪神)カニザレス(ソフトバンク)14

▽最多打点 陽川尚将62

▽最多盗塁 釜元豪(ソフトバンク)23

▽最高出塁率 塚田正義 4割2分4厘

▽最優秀防御率 山田大樹(ソフトバンク)1・49

▽最多勝利 秋山拓巳(阪神)山田大樹、笠原大芽(ソフトバンク)9

▽最多セーブ 祖父江大輔(中日)嘉弥真新也(ソフトバンク)11

▽勝率第1位 山田大樹 9割

【福岡ソフトバンクホークス】松坂2軍戦で右脚負傷か3回で緊急降板

ソフトバンク松坂2軍戦で右脚負傷か3回で緊急降板

<ウエスタン・リーグ:ソフトバンク-オリックス>◇10日◇タマホームスタジアム筑後

 ソフトバンク松坂大輔投手(35)が3回で緊急降板した。3日の巨人との2軍交流戦(別府)以来、中6日での先発。当初は5イニング、80球程度の予定だったが、3回58球でマウンドを降りた。最速は143キロだった。

 この日は初回からストライクが入らず、3回まで毎回の7四死球と乱調。失点こそしなかったが、制球に苦しんだ。3回には1死から堤に四球を与えた後、右足を気にし、伸ばして右ふくらはぎを触る場面も。岡部にも四球を出したところで水上2軍監督が球審に交代を告げようとしたが、松坂は手で合図を送って制止し、続投を希望。続くボグセビックにも3者連続となる四球を与えた後、モレルを一塁への併殺打に打ち取ったが、ベースカバーに入った一塁から右足を引きずりながらベンチに戻った。

 降板後、球場から足早にクラブハウスに戻る際にはフーッと大きく息を吐いた松坂。報道陣の問いかけには終始、無言だった。

【NPB】ファーム7月MVPに楽天柿沢、ソフトバンク釜元

ファーム7月MVPに楽天柿沢、ソフトバンク釜元

 イースタン、ウエスタン両リーグは10日、7月の月間MVPに楽天柿沢貴裕内野手(22)、ソフトバンク釜元豪外野手(22)を選出したと発表した。

 柿沢は、主に二塁手として16試合に出場。リーグトップの打率4割7分7厘をマークした。

 釜元は打率4割、24安打はリーグトップ、12打点、4盗塁はリーグトップタイの好成績を残した。