独立リーグ、四国アイランドリーグplusの高知は17日、マニー・ラミレス(登録名マニー)が膝の療養のため、自宅のある米国に一時帰国すると明らかにした。18日に高知を離れる予定で、再来日の時期は未定。
球団によると、マニーは数日前から膝の痛みを訴えていた。本人から球団に「自宅で療養したい」との申し出があったという。
独立リーグ、四国アイランドリーグplusの高知は17日、マニー・ラミレス(登録名マニー)が膝の療養のため、自宅のある米国に一時帰国すると明らかにした。18日に高知を離れる予定で、再来日の時期は未定。
球団によると、マニーは数日前から膝の痛みを訴えていた。本人から球団に「自宅で療養したい」との申し出があったという。
独立リーグの四国IL・高知は7日、当初7月末までとしていたマニー・ラミレス外野手(45=登録名マニー)との契約を9月末まで延長することで合意したと発表した。グランドチャンピオンシップに進出した場合は別途契約交渉となる。
マニーは球団を通じて「後期シーズンを高知でプレーし、チームの優勝、日本一へ向けて貢献する準備はできている。日本の高知へ戻り、球場でプレーできることにとてつもなく興奮しているし、楽しみたいと思っています」と意欲満々にコメントしている。
高知は、7月30日が後期シーズンの初戦(徳島戦)。マニーのチーム合流時期は調整中という。前期シーズンは18試合に出場し、打率4割6分、3本塁打、20打点だった。
メジャー通算555本塁打で、独立リーグの四国IL・高知に入団するマニー・ラミレス外野手(44)が7日、ジュリアナ夫人(37)と成田着の航空機で来日した。高知入りの理由を聞かれると「第一に野球をすることが好きなんだ。台湾も経験しているが、良い経験だったしね。日本のプレースタイルも『いいな』と思っていた。まだ十分にプレーできるところをみせたい」と、バリバリの現役復帰に自信を見せた。
空港で待ち受けたファンから声をかけられると、即席のサイン会を開催。時間の許す限り、丁寧にサインをする姿は、超大物メジャーそのものだった。明日9日に高知で入団会見を行い、10日からチームの練習に合流する予定。
プロ野球独立リーグの四国アイランドリーグplusの高知が9日、インディアンス、レッドソックスなどで活躍し、大リーグ通算555本塁打を誇るマニー・ラミレス外野手(44)と契約合意したと発表した。
この日、フロリダ州マイアミ近郊で入団交渉を行っていた。ラミレスは球団ホームページに「日本でプレーすることを強く希望していました。現役選手としてプレーすることにこだわっているので高知球団に受け入れてもらって感謝しています。日本でプレーしていることをとても楽しみにしています。ぜひ見に来てください」とコメントを寄せた。
梶田宙球団社長も「メジャーリーグで多大なる成績を残したラミレス選手に高知に来ることを決断いただき感謝しています。NPBやトップリーグを目指すために、国や年齢関係なしに環境を提供できてよかったと思います。また、ラミレス選手も日本の野球人口が減っていることを危惧しており、そういった面でも高知だけでなく日本を盛り上げたいという思いも合致しました」と説明した。来日日程や契約期間などは調整中。昨年11月下旬にラミレス側から逆オファーを受けたのがきかっけだった。メジャーの超大物が高知へ。夢物語が現実になった。
野球の独立リーグ、四国アイランドリーグplusの愛媛の監督に就任した河原純一氏(43)が6日、松山市内の球団事務所で記者会見し「まずは個々の選手のレベルアップを」と抱負を語った。
河原氏は神奈川・川崎北高-駒大を経て1995年、逆指名のドラフト1位で巨人入りし、西武や中日でプレー。
愛媛にも所属経験があり、2015年に引退を表明した。
河原氏は「日本野球機構(NPB)に入るだけでなく、NPBの1軍で活躍できる選手を1人でも多く輩出していきたい。とにかく技術と体力を身につけさせる」と話した。
インディアンス、レッドソックスなどでプレーし、大リーグ通算555本塁打を誇るマニー・ラミレス外野手(44)が、独立リーグ・四国アイランドリーグ(IL)plusの高知と入団交渉を行っていることが1日、分かった。来年5月で45歳を迎えるが、代理人を介し、選手として自らオファー。高知側も受け入れるスタンスを既に伝えている。メジャー指折りの強打者とされた男の打棒が来季、日本で見られるかもしれない。
メジャーの超大物が来季、日本で活躍する可能性が浮上した。独立リーグの四国IL高知に、仰天の逆オファーが舞い込んだのは11月22日。あのマニー・ラミレスから、代理人と同球団の外国人内野手を介して入団の売り込みがあった。梶田宙球団社長(33)は「名前はもちろん知っていましたし、ビックリですよね」と青天のへきれきに興奮を隠せない。
ラミレスといえば、大リーグ歴代15位の通算555本塁打を誇り、打率も通算で3割超の超一流打者。同日(現地時間21日)には、17年米野球殿堂の候補にもノミネートされた。来年で45歳という年齢的なネックはあるものの、天性の打撃センスはそう簡単には衰えない。球団はコーチではなく、あくまで選手としての起用を想定し、入団OKの姿勢を示している。
世界最高峰の舞台でもまれた豊富な経験は、プロを志す若手の手本となる。高知はかつて、今季首位打者のロッテ角中を輩出。NPB入りを目指す選手が切磋琢磨(せっさたくま)している。同社長は「メジャーで経験したもの、本格的なメジャーのプレーを見せてもらえれば」とチームへの還元も期待した。
ラミレスは親日家として知られ、04年の日米野球や08年のレッドソックス開幕戦などで来日。台湾プロ野球の義大を退団した13年には「日本でプレーすることも」と日本球界入りをにおわせ、成田空港に降り立ったこともあった。交渉はすでに開始され、現状はラミレス側からのリアクション待ち。入団が実現するかどうかはまだ流動的だが、球団は期限を決めずに返答を待つ方針だ。
契約条件など、詳細は今後の進捗(しんちょく)状況を見ながら提示していく。昨季は同じくメジャー帰りの阪神藤川が所属し、球界に明るい話題を提供した高知の地。今度は過去最大のビッグネームが、再び独立リーグを盛り上げるかもしれない。
◆マニー・ラミレス 1972年5月30日、ドミニカ共和国生まれ。91年ドラフト1巡目(全体13位)でインディアンス入団。93年に初昇格し、99年に165打点で初タイトル。01年からレッドソックス入りし04年に本塁打王、ワールドシリーズMVP。レイズ入りした11年に2度目の薬物使用が発覚し一時引退。その後は複数球団とマイナー契約を結びメジャー復帰を目指すも昇格できず。13年には台湾リーグでプレーし、14年はカブス傘下マイナーで選手兼打撃コーチ。メジャー通算2302試合に出場し、歴代15位の555本塁打、同18位の1831打点。ポストシーズン通算29本塁打は歴代1位。球宴12回選出。183センチ、102キロ。右投げ右打ち。
◆大物MLB助っ人 過去にNPBに所属した外国人で、来日時の通算本塁打最多は元楽天A・ジョーンズの434本。ブレーブスで11年連続2桁本塁打を記録し、05年には本塁打と打点の2冠に輝いた。日本では2年間で通算50発。元巨人R・スミスは、両打ちでは歴代8位の通算314本塁打。メジャー最年長本塁打記録を持つ元ロッテJ・フランコは来日4年前の91年に首位打者に輝いた。元阪神C・フィルダーは来日時に通算31本塁打だったが、MLB復帰した90年から2年連続で本塁打王を獲得した。
◆四国アイランドリーグplus 四国4県を活動地域とする。05年発足。現在の所属球団は愛媛マンダリンパイレーツ、香川オリーブガイナーズ、高知ファイティングドッグス、徳島インディゴソックス。過去には九州などの球団が参加していたこともある。
イースタン・リーグは21日、若手主体の混成チームフューチャーズが、四国アイランドリーグplus選抜と7月26~28日まで、大田スタジアムで3試合対戦すると発表した。
入場は無料。
交流戦は08年から行われ、今年で9年目の開催になる。現在NPBには、四国アイランドリーグplus出身の選手が23人(うち育成選手6人)在籍している。
巨人は9日、練習に参加していたガブリエル・ガルシア投手(27=四国IL・徳島)と今季の支配下選手契約を結んだことを発表した。
今季、四国アイランドリーグで9試合に登板し、7勝1敗、防御率1・31の好成績をマーク。1年契約で年俸は推定900万円。背番号は「28」で登録名は「ガブリエル」に決まった。140キロ台中盤の直球、チェンジアップ、シンカー、スライダーと多彩な球種が武器で、先発ローテ入りが期待される左腕は「チームが優勝するために、自分の力を発揮したいです」と意気込んだ。
ヤクルトは26日、新外国人として四国IL・徳島のハ・ジェフン外野手(25)の獲得が基本合意に達したと発表した。
30日に都内で入団会見を行う。背番号は00に決まった。183センチ、87キロの右の強打者で、カブス傘下マイナーを経て今季から日本でプレー。投手の経験もあるが、真中満監督(45)は「投手としては考えていない」と話し、外野手に専念する見込みだ。
四国IL・愛媛に投手として新入団したお笑いコンビ「360°モンキーズ」の杉浦双亮(40=登録名・サブロク双亮)が、巨人との交流戦(坊っちゃんスタジアム)でデビュー登板した。
3―4の9回にマウンドに立ち、先頭打者に四球。犠打で1死二塁として降板した。帝京(東京)野球部出身の右腕は自身のブログで戦況を報告。「プロのマウンドは甘くない舞台だった」と振り返り、「挑戦は始まったばかり」とつづった。