プロ野球人事

【福岡ソフトバンクホークス】鶴岡FA宣言し退団

ソフトバンク鶴岡FA宣言し退団「宝物になった」

 ソフトバンク鶴岡慎也捕手(36)が7日、福岡市中央区のヤフオクドーム内にある球団事務所を訪れ、他球団への移籍を前提としたFA宣言の意向を伝えた。

 鶴岡は「FA申請して退団することを伝えました。4年前にFAでホークスにとってもらって感謝している。3回も日本一になれたのは幸せです。個人的に成績を残せなかったが、レベルの高い野球をさせてもらって宝物になった」と話し「自分が試合に出ないといけないと思ったし、もう1回、心機一転、環境を変えて頑張ろうと思った」と思いを口にした。

【福岡ソフトバンクホークス】鳥越前コーチが退団

ソフトバンク退団の鳥越前コーチ「ただただ寂しい」

 ソフトバンク退団が決まった鳥越前内野守備・走塁コーチが7日、荷物整理のためヤフオクドームを訪れた。

 大量の荷物を運び「もうここの一塁側ベンチに来ないというは実感がない。ただただ寂しい感じです。個人的にはホークスの選手には頑張ってもらいたい」と話した。来季はロッテの1軍コーチに就任することが濃厚となっている。

【阪神タイガース】代表取締役社長に揚塩健治氏

阪神代表取締役社長に揚塩健治氏、6年ぶり球団復帰

 阪神球団は兵庫県西宮市の球団事務所で会見を開き、12月1日付の人事異動を発表した。

 藤原崇起取締役が取締役オーナー代行に。四藤慶一郎代表取締役社長は退団し、代わって電鉄本社取締役の揚塩健治氏が代表取締役社長に就任する。谷本修常務取締役が代表取締役副社長兼球団本部本部長に就任し、今後は球団の編成の中核を担う。

 揚塩氏は球団へは6年ぶりの復帰となる。09年4月に電鉄本社のレジャー事業部長から、球団の常務取締役に就任。11年4月からは阪急阪神ビルマネジメント株式会社に取締役・常務執行委員として移り、現在は電鉄本社取締役、阪急阪神ビルマネジメント株式会社代表取締役・副社長執行役員を務めていた。

【広島東洋カープ】2017年組閣一覧

広島 来季のコーチングスタッフ発表/一覧

 広島は6日、来季のコーチングスタッフを発表した。

 先日、コーチ就任が発表された広瀬純外野守備走塁コーチは1軍に、石井琢朗コーチが抜けた打撃部門は15年以来、3年ぶりに2人体制となる。

【1軍】

▽監督 緒方孝市(48=鳥栖) 背番号79

▽ヘッド 高信二(50=東筑) 71

▽内野守備走塁 玉木朋孝(42=修徳) 90

▽外野守備走塁 広瀬純(38=法大) 75

▽打撃 東出輝裕(37=敦賀気比) 72

▽同 迎祐一郎(35=伊万里商) 91

▽投手 畝龍実(53=専大) 78

▽同 小林幹英(43=専大) 73

▽バッテリー 植田幸弘(53=南部) 84

【2軍】

▽監督 水本勝己(49=倉敷工) 89

▽外野守備走塁 永田利則(56=広島商) 85

▽内野守備走塁 山田和利(52=東邦) 80

▽打撃 朝山東洋(41=久留米商) 83

▽同 森笠繁(41=関東学院大) 92

▽投手 佐々岡真司(50=浜田商) 88

▽同 沢崎俊和(43=青学大) 87

▽バッテリー 倉義和(42=京産大) 76

【3軍】

▽統括 浅井樹(45=富山商) 82

▽投手 菊地原毅(42=相武台) 86

▽同 青木勇人(40=同大) 93

【横浜DeNAベイスターズ】2017年組閣一覧

大家友和氏が2軍投手コーチに/DeNA組閣一覧

 DeNAは6日、来季のコーチ陣を発表した。万永貴司内野守備走塁コーチが2軍監督に就任し、2軍の永池恭男内野守備走塁コーチが1軍に昇格した。

 また、2軍の投手コーチに今年6月に現役引退を決めた大家友和氏が就任した。スタッフは次の通り。

 【1軍】

▽監督 アレックス・ラミレス(43=サンアントニオデパウラ高) 背番号80

▽ヘッド 青山道雄(57=東海大) 83

▽打撃 小川博文(50=拓大紅陵) 74

▽同 坪井智哉(43=青学大) 77

 ▽投手 篠原貴行(41=沖学園) 76

▽同 木塚敦志(40=明大) 73

▽内野守備走塁 永池恭男(44=福岡工大付) 88

▽外野守備走塁 上田佳範(43=松商学園) 75

▽バッテリー 光山英和(51=上宮) 90

▽ブルペン担当バッテリー 藤田和男(37=同大) 89

 【2軍】

▽監督 万永貴司(45=姫路工) 82

▽野手総合兼内野守備走塁 福原峰夫(60=法大) 86

▽打撃 嶋村一輝(36=九州国際大) 84

▽同 柳田殖生(35=福知山商) 85

▽投手 川村丈夫(45=立大) 72

▽同 大家友和(41=京都成章) 78

▽外野守備走塁 小池正晃(37=横浜) 71

▽バッテリー 新沼慎二(38=仙台育英) 79

▽バッテリー補佐兼育成担当 ■岡賢二郎(30=日体大) 87

※■は雨カンムリに雅のツクリ、その右に鳥

【阪神タイガース】台湾代表左腕の呂彦青を獲得

阪神が台湾代表左腕の呂彦青を獲得 7日に入団会見

 阪神は6日、台湾代表左腕の呂彦青(ル・イェンチン)投手(21=国立台湾体育運動大)と正式契約したと発表した。

 呂彦青は身長178センチ、体重72キロと細身の体格ながら最速で150キロに迫る直球はキレ味抜群。スライダー、チェンジアップの精度も高く、将来性にたけた左腕。日本プロ野球の複数球団も獲得調査を進めていたが、阪神との交渉で大筋合意に達していた。7日には西宮市内で入団会見が行われる。

【東北楽天ゴールデンイーグルス】2017年組閣一覧

池山2軍監督、塩川氏が1軍コーチ/楽天組閣一覧

 楽天は6日、来季のコーチングスタッフを発表した。池山隆寛1軍チーフコーチ(51)が、2軍監督に就任する。04年ドラフト5位の塩川達也氏(34)が、1軍戦略・内野コーチに就任する。以下の通り。

【1軍】

▽監督 梨田昌孝(64=浜田) 背番号99

▽ヘッド兼打撃 平石洋介(37=同大) 89

▽打撃 高須洋介(41=青学大) 76

▽投手 佐藤義則(63=日大) 71

▽同 森山良二(54=北九州大) 72

▽バッテリー 古久保健二(53=太成) 97

▽内野守備走塁 立石充男(59=初芝) 78

▽外野守備走塁 清水雅治(53=浜田) 82

▽戦略・内野 塩川達也(34=東北福祉大) 86

【2軍】

▽監督 池山隆寛(51=市尼崎) 88

▽ヘッド 大石知宜(63=神奈川大) 79

▽打撃 河野亮(46=日大藤沢) 96

▽同 栗原健太(35=日大山形) 85

▽巡回投手 杉本正(58=御殿場西) 73

▽投手 与田剛(51=亜大) 92

▽同 小山伸一郎(39=明野) 75

▽バッテリー 柳沢裕一(46=明大) 81

▽内野守備走塁 酒井忠晴(47=修徳) 87

▽外野守備走塁 森山周(36=大産大) 84

▽育成 真喜志康永(57=沖縄) 74

【福岡ソフトバンクホークス】阪神退団の久保康生氏、投手コーチ就任

阪神退団の久保康生氏、ソフトバンクコーチに就任へ

 今季まで阪神2軍投手コーチを務め、シーズン終了後に退団した久保康生氏(59)が、ソフトバンクのコーチに就任することが6日、分かった。

 2軍投手コーチを担当することが濃厚。久保氏は、柳川商(福岡)で甲子園に出場。76年ドラフト1位で近鉄に入団し、阪神、近鉄をへて97年に現役を引退した後は近鉄、阪神で投手コーチを務めた。

 近鉄時代に岩隈(マリナーズ)を育てた実績があり、ソフトバンクでは田中、高橋らの育成が期待される。

【埼玉西武ライオンズ】許銘傑氏、来季2軍投手コーチで招へいへ

西武OB許銘傑氏、来季2軍投手コーチで招へいへ

 西武が来季の2軍投手コーチに球団OBの許銘傑氏(40)を招く方針であることが6日、明らかになった。

 同氏は00年に西武に入団し、11年まで在籍。12年間で49勝をマークした。

 オリックス、台湾ラミゴでプレー後、16年に現役を引退。今季は台湾プロ野球の年間王者を決定する台湾シリーズに進出した中信兄弟で1軍投手コーチを務めていた。

 日本語も堪能でコミュニケーションに問題はない。すでに2軍投手コーチへの就任が発表されている杉山賢人氏と、課題の投手陣の底上げを図る。

【千葉ロッテマリーンズ】小坂誠氏をコーチ招聘へ

ロッテ、守備再建へ球団OB小坂誠氏を招聘へ

 ロッテが球団OBで、今季は巨人2軍内野守備・走塁コーチを務めた小坂誠氏(44)をコーチとして招く方針であることが30日、分かった。松山、佐藤両内野守備・走塁コーチが退任し、後任を探していた。

 今季のチーム89失策は12球団ワースト。井口新監督の下、守備の再整備が急務となっている。そこでロッテを代表する名手であり、この日、巨人退団が発表された小坂氏に白羽の矢を立てた。

 小坂氏はロッテに在籍した9年間(97~05年)で、遊撃で4度ゴールデン・グラブ賞。盗塁王にも2度、輝いた。球団屈指の守備と走塁のスペシャリストと言える。球団幹部は、井口監督を支えるコーチ陣について「監督の要望を受け入れながら、ロッテ出身の人もバランス良く起きたい」方針で、小坂氏招聘(しょうへい)に踏み切る。遊撃には来季高卒3年目でレギュラーを狙う平沢がおり、小坂氏の手腕に期待がかかる。