退団

【福岡ソフトバンクホークス】鶴岡FA宣言し退団

ソフトバンク鶴岡FA宣言し退団「宝物になった」

 ソフトバンク鶴岡慎也捕手(36)が7日、福岡市中央区のヤフオクドーム内にある球団事務所を訪れ、他球団への移籍を前提としたFA宣言の意向を伝えた。

 鶴岡は「FA申請して退団することを伝えました。4年前にFAでホークスにとってもらって感謝している。3回も日本一になれたのは幸せです。個人的に成績を残せなかったが、レベルの高い野球をさせてもらって宝物になった」と話し「自分が試合に出ないといけないと思ったし、もう1回、心機一転、環境を変えて頑張ろうと思った」と思いを口にした。

【福岡ソフトバンクホークス】鳥越前コーチが退団

ソフトバンク退団の鳥越前コーチ「ただただ寂しい」

 ソフトバンク退団が決まった鳥越前内野守備・走塁コーチが7日、荷物整理のためヤフオクドームを訪れた。

 大量の荷物を運び「もうここの一塁側ベンチに来ないというは実感がない。ただただ寂しい感じです。個人的にはホークスの選手には頑張ってもらいたい」と話した。来季はロッテの1軍コーチに就任することが濃厚となっている。

【埼玉西武ライオンズ】シュリッター退団へ

西武シュリッター退団へ CSで勝負弱さ露呈

 西武ブライアン・シュリッター投手(31)が今季限りで退団する見通しであることが29日、分かった。

 加入1年目の今シーズンは中継ぎで64試合に登板し、1勝5敗32ホールド。勝ちパターン継投の一角として防御率2・83をマークしたが、シーズン終盤は精彩を欠く内容が続いた。敗退した楽天とのCSファーストステージでも、第3戦の1点を追う8回に2被弾。勝負どころでの不安定感もあり、球団は来季契約しない方針を固めたとみられる。シュリッターは現役続行を希望している模様。NPB、メジャーも含め、プレー先を探すことになりそうだ。

【中日ドラゴンズ】高山2軍投手コーチが退団

中日高山2軍投手コーチが今季限りで退団

 中日は14日、高山郁夫2軍投手コーチ(55)が今季限りで退団することを発表した。

 現在、みやざきフェニックス・リーグに同行しているが、明日16日にチームを離れ名古屋に戻る予定になっている。選手として西武、広島、ダイエー(現ソフトバンク)でプレー。06年から13年までソフトバンク、14、15年はオリックスで投手コーチを務めていた。16年から中日で2軍担当として2年間、指導。来季はオリックスで1軍投手コーチへの復帰が有力視されている。

【北海道日本ハムファイターズ】黒木投手コーチが今季で退任

日本ハム黒木投手コーチが今季で退任 13年に就任

 日本ハムは9日、黒木知宏投手コーチ(43)が今季限りで退任すると発表した。13年に就任し、ブルペンを担当。

 昨年は日本一に貢献した。球団を通じ「日本ハムグループ、球団、関係各位みなさまには大変お世話になりました。ファイターズのみなさまには感謝の気持ちでいっぱいです。陰ながら、球団のさらなる発展とファイターズの成長を心から願っています。そして、ファンのみなさま、本当にありがとうございました」とコメントした。

【中日ドラゴンズ】アラウホ&ロンドン退団

中日アラウホ&ロンドン退団「野球の違い戸惑った」

 中日に今季加入したベネズエラ出身コンビはともに退団の方向だ。

 6試合に中継ぎで投げたアラウホは「野球文化は違ったが、レベルが高かった。また日本でやりたいね」。オープン戦で球団史上最速159キロを出したロンドンも救援の4試合だけ。「名前が残るのはうれしいが、米国では普通の数字だよ。野球の違いに戸惑った」と複雑な表情で機上の人になった。

【東京ヤクルトスワローズ】真中監督が退団報告

ヤクルト真中監督が退団報告「本社の皆さん大好き」

 ヤクルト真中満前監督(46)が6日、都内のヤクルト本社に訪れ、根岸孝成オーナー(68)らにシーズン終了と退任の報告を行った。退社の際は大勢の社員に囲まれて花束を贈られるなど、15年の優勝監督にねぎらいの声が飛んだ。

 ヤクルトでの思い出を振り返り「現役で16年間、コーチ、監督、指導者として9年間。25年間ヤクルトスワローズに本当にお世話になりました。退団して新しいことを始めますが。本社の皆さんが大好きです。ますます幸せになって長生きできるように頑張ってください」と話した。

【北海道日本ハムファイターズ】田中幸雄2軍監督が今季限りで退団

日本ハム田中幸雄2軍監督が今季限り退団へ

 日本ハム一筋30年の「ミスターファイターズ」が、チームを去る。日本ハム田中幸雄2軍監督(49)が今季限りで退団することが6日、分かった。近日中に球団から発表される。

 現役時代は86年から07年まで22年間プレーし、通算2000安打を達成。10年から指導者としてチームに復帰して1、2軍の打撃コーチを経て、14年秋から同職を務めていた。また、的場直樹2軍バッテリーコーチ(40)も退団する。

【広島東洋カープ】石井琢朗、河田雄祐コーチが退任へ

広島に衝撃!石井琢朗、河田雄祐コーチが退任へ

  連覇を達成した広島に衝撃が走った。広島は5日、石井琢朗打撃コーチ(47)、河田雄祐外野守備走塁コーチ(49)が球団に辞任を申し入れ、今季限りで退団することを了承されたと発表した。この日までに選手、フロントなどチーム内にあいさつを済ませた。共に家族を東京に残して単身赴任をしており、家族との時間を大切にしたいとの意向から、退任となった。連覇を支えた2人がポストシーズン後に、広島を去る。全体練習終了後に、記者会見を行う。

 石井打撃コーチは現役通算2432安打を放ったバットマンで、09年から広島でプレー。内野守備走塁コーチをへて、16年から打撃コーチとなった。巧みな理論と多くの引き出し、徹底した練習量で「ビッグレッドマシンガン打線」を作り出し、昨季の25年ぶりリーグ優勝に貢献。「打率はよくて3割。失敗の7割をどう生かすか」を選手に説き、凡打でも内容を求めた。15年に不調だった菊池、丸を復活させ、若い鈴木の成長をアシスト。今季は安部や西川などチーム全体の底上げにも尽力した。

 河田外野守備走塁コーチは三塁コーチとして抜群の判断力を発揮。16年に導入されたコリジョン・ルールにもいち早く対応し、機動力野球を復活させた。走塁面では今季の盗塁王が確実な田中や代走要員の野間など、潜在能力を開花させた。守備面でも積極的なプレーを推奨。鈴木が前方の飛球に突っ込んで後逸した際には「俺はああいう教え方をしている。誰がなんと言おうとオレは曲げない」と選手を守った。

 松田元オーナーは「革命を起こしてくれた2人。チームにとってはもちろん痛手だが、それでも前に進まないといけない」と語った。33年ぶりの日本一を2人へのはなむけとしたい。

【中日ドラゴンズ】加藤秀司、嶋村一輝コーチと来季契約結ばず

中日 加藤秀司、嶋村一輝コーチと来季契約結ばず

 中日は4日、加藤秀司2軍打撃コーチ(69)嶋村一輝2軍打撃コーチ(35)と来季の契約を結ばないことを発表した。

 選手として2度の首位打者と活躍した加藤コーチは元GMの落合博満氏からオファーを受け、16年にチーフ打撃兼野手総合コーチに就任。今季から2軍担当となっていた。嶋村コーチは16年に1軍の打撃コーチに就任。同じく今季から2軍担当だった。