戦力外

【福岡ソフトバンクホークス】育成吉本、伊藤に戦力外通告

ソフトバンクが育成吉本、伊藤に戦力外通告

 ソフトバンクは28日、ヤフオクドーム内の球団事務所で育成の吉本祥二投手(24)、伊藤大智郎投手(24)に来季の契約をしないことを通告した。

 11年ドラフト2位で入団し、育成3年を含む6年プレーした吉本は「今季、状態が上がらず覚悟はしていました。今は野球を続けようという気持ちにはなっていません」と引退する考えを明かした。育成では異例の7年在籍した伊藤大は「球団に感謝しています」。4月に右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術を受け、全治1年で現在リハビリ中。現役続行の気持ちは強いが、トライアウトは受験できない状態だ。

【福岡ソフトバンクホークス】大隣、山田、島袋が戦力外

ソフトバンク大隣が戦力外 山田とリハビリ中島袋も

 ソフトバンクは29日、大隣憲司投手(32)、山田大樹投手(29)、島袋洋奨投手(25)に対し、戦力外通告を行った。福岡・筑後市のファーム施設で通告した三笠球団統括本部本部長は、「それぞれといろいろ話をしました」と話した。

 06年希望枠左腕の大隣は主に先発で活躍し、08年に11勝、12年に12勝を挙げるなど、通算52勝(48敗)をマーク。13年6月には国指定の難病・黄色靱帯(じんたい)骨化症の手術を受けた。今季1軍登板は1試合にとどまり、今後は未定。

 06年育成ドラフト1位の山田は10年に支配下を勝ち取り、12年に8勝を挙げるなど通算24勝(26敗)。今季は1軍登板2試合。ウエスタン・リーグでは2年連続最多勝利投手賞(10勝)を獲得しており、他球団でのプレーに意欲を見せている。興南時代に甲子園で春夏連覇した島袋は、8月に左肘を手術してリハビリ中。球団は育成での再契約を検討している。

【福岡ソフトバンクホークス】吉本らを戦力外通告へ

ソフトバンク「下町のダル」吉本らを戦力外通告へ

 ソフトバンクが11年ドラフト2位で現在育成の吉本祥二投手(24)、伊藤大智郎投手(24)ら育成選手数人に、早ければ今日28日にも戦力外通告を行うことが27日分かった。

 吉本は「下町のダルビッシュ」の異名で足立学園からプロ入り。同年1位の武田とともに期待されたが、15年からは育成契約。今春の宮崎キャンプではA組に抜てきされたが結果を残せなかった。

【埼玉西武ライオンズ】大崎、渡辺、上本、木村ら7人と契約せず

西武は大崎、渡辺、上本、木村ら7人と契約せず

 西武は6日、渡辺直人内野手(36)、上本達之捕手(36)、木村昇吾内野手(37)、鬼崎裕司内野手(34)、大崎雄太朗外野手(32)、岩尾利弘投手(30)、佐藤勇投手(23)の7選手と、来季の契約を結ばないことを通告した。

【広島東洋カープ】今井が戦力外、引退の意向

黒田2世と呼ばれた広島今井が戦力外 引退の意向

 広島今井啓介投手(30)が4日、来季の契約を結ばないことを通達された。

 今井は05年高校生ドラフト2巡目で中越から入団。投球フォームから黒田2世とも呼ばれた。09年にプロ初勝利を挙げると、12年9月1日阪神戦(甲子園)でプロ初完投、初完封。13年には33試合に登板したが、14年、15年は11試合の登板にとどまった。

 今季は腕の位置をスリークオーターに変え、右打者の内角に食い込むツーシームで勝負。しかし4試合に登板も計5イニングで3失点。防御率は5・40だった。現役を引退する意向明かし「昨季1軍に上がれず、今季必要とされなければユニホームを脱ごうと考えながらこの1年やった。こういう結果になったけど、全然後悔はしていない。次のステージで頑張りたい」と語った。

【広島東洋カープ】小野淳平、戦力外

広島小野淳平戦力外「きっぱり諦めることは難しい」

 広島小野淳平投手(30)が4日、来季の契約を結ばないことを通達された。

 小野は09年ドラフト5位で日本文理大から巨人に入団。青木高とのトレードで13年4月に広島に移籍。今季は1軍での登板がなかった。実働5年で通算70試合に登板。4勝5敗で防御率は4・33だった。

 今後は未定ながらも「トレードで来て、いろんな方々が動いてくれた。力になれず悔しいですし、申し訳ない思いでいっぱい。今日まで野球をやってきたので、今野球をきっぱり諦めることは難しいし、簡単ではない。すぐには決められない」と語った。

【広島東洋カープ】育成の松浦耕大が戦力外

広島育成の松浦耕大が戦力外「レベルの高さを痛感」

 広島育成の松浦耕大捕手(24)が4日、来季の契約を結ばないことを通達された。

 松浦は14年育成ドラフト1位でMSH医療専門学校入団。16年には四国アイランドリーグplusの愛媛に派遣された。

 在籍3年も結果を残せず「何とか支配下になって1軍に上がってと思っていたけど。プロに入ってレベルの高さを痛感した。独立リーグに派遣してもらったり、いろんな経験をさせてもらった」と語った。トライアウトを受けるかも含め、今後は未定。

【読売ジャイアンツ】江柄子、乾、長谷川、鬼屋敷に戦力外通告

巨人、江柄子、乾、長谷川、鬼屋敷に戦力外通告

 巨人は4日、江柄子裕樹投手(30)、乾真大投手(28)、長谷川潤投手(26)、鬼屋敷正人捕手(26)の4選手に、来季の契約を結ばないことを通告した。

 江柄子は11年のドラフト6位で入団。13年にリリーフでプロ初勝利を挙げ、通算は34試合で1勝5敗、防御率4・10。今季は中継ぎで2試合に登板して0勝0敗、防御率15・00だった。

 乾は16年に大累とのトレードで日本ハムから巨人入り。16年に2試合に登板し、今季は中継ぎ5試合で0勝0敗、防御率5・06だった。通算は74試合で1勝2敗、防御率5・65。

 長谷川は15年の育成ドラフト8位で入団。1年目の16年3月に支配下選手登録され、1先発を含む3試合に登板した。通算は3試合で0勝1敗、防御率8・53。今季は1軍登板がなかった。

 鬼屋敷は近大高専から09年ドラフト2位で入団し、高等専門学校からは初のプロ野球選手となった。通算は2試合で1打数無安打。今季は1軍出場がなかった。

【東京ヤクルトスワローズ】14年ドラ1竹下ら10選手が戦力外

ヤクルト 14年ドラ1竹下ら10選手が戦力外に

 ヤクルトは3日、都内の球団事務所で9選手に来季の契約を結ばない旨を通告した。14年ドラフト1位左腕竹下、ベテランの飯原らも戦力外となった。また今浪隆博内野手(33)は体調不良を理由に現役引退することを表明した。

 竹下真吾投手(26)

 原泉外野手(25)

 日隈ジュリアス投手(20)

 中島彰吾投手(25)

 土肥寛昌投手(26)

 徳山武陽投手(28)

 星野雄大捕手(28)

 榎本葵外野手(25)

 飯原誉士外野手(34)

 今後について原泉、中島、星野、榎本は合同トライアウト受験の意向を示した。飯原は退団し、現役続行を目指す。また土肥、今浪は現役引退すると表明。徳山は未定とした。

 なおジュリアスは他球団の獲得がなければ、育成契約を結ぶ見込み。また、育成契約の田川賢吾投手(23)も事務所に訪れ、来季も育成契約を結ぶ見込みとなった。

 また水谷新太郎2軍チーフ兼内野守備走塁コーチ(63)と笘篠誠治2軍外野守備走塁コーチ(53)も球団事務所に訪れ、来季の契約を結ばないこととなった。

【広島東洋カープ】今井、小野、多田、育成松浦に戦力外通告

広島 今井、小野、多田、育成松浦に戦力外通告

 広島は4日、今井啓介投手(30)、小野淳平投手(30)、多田大輔捕手(21)、育成の松浦耕大捕手(24)の4選手に来季の契約を結ばないことを通達した。

 今井は05年高校生ドラフト2巡目で中越から入団。投球フォームから黒田2世とも呼ばれた。09年にプロ初勝利を挙げると、12年9月1日阪神戦(甲子園)でプロ初完投、初完封。13年には33試合に登板したが、14年、15年は11試合の登板にとどまった。今季は腕の位置をスリークオーターに変え、右打者の内角に食い込むツーシームで勝負。しかし4試合に登板も計5イニングで3失点。防御率は5・40だった。現役を引退する意向を明かし「昨季1軍に上がれず、今季必要とされなければユニホームを脱ごうと考えながらこの1年やった。こういう結果になったけど、全然後悔はしていない。次のステージで頑張りたい」と語った。

 小野は09年ドラフト5位で日本文理大から巨人に入団。青木高とのトレードで13年4月に広島に移籍。今季は1軍での登板がなかった。実働5年で通算70試合に登板。4勝5敗で防御率は4・33だった。今後は未定ながらも「トレードで来て、いろんな方々が動いてくれた。力になれず悔しいですし、申し訳ない思いでいっぱい。今日まで野球をやってきたので、今野球をきっぱり諦めることは難しいし、簡単ではない。すぐには決められない」と語った。

 多田は球界最高身長の捕手として14年ドラフト7位で鳴門渦潮から入団。2年間で1軍出場はなかった。今後はトライアウトを受ける予定で「まだどうしてもやり尽くした感じはない。現役でやれるうちはやりたい」と語った。松浦は14年育成ドラフト1位でMSH医療専門学校入団。16年には四国アイランドリーグplusの愛媛に派遣された。在籍3年も結果を残せず「何とか支配下になって1軍に上がってと思っていたけど。プロに入ってレベルの高さを痛感した。独立リーグに派遣してもらったり、いろんな経験をさせてもらった」と語った。トライアウトを受けるかも含め、今後は未定。