Month: 9月 2016

【公示】2016/09/30

2016年9月30日の出場選手登録、登録抹消

セントラル・リーグ

出場選手登録

読売ジャイアンツ 内野手 36 中井 大介
阪神タイガース 投手 61 望月 惇志
阪神タイガース 内野手 62 植田 海

出場選手登録抹消

東京ヤクルトスワローズ 投手 18 杉浦 稔大
読売ジャイアンツ 投手 91 中川 皓太
阪神タイガース 投手 50 青柳 晃洋
阪神タイガース 外野手 99 狩野 恵輔
※10月10日以後でなければ出場選手の再登録はできません。

パシフィック・リーグ

出場選手登録

福岡ソフトバンクホークス 投手 66 松本 裕樹
北海道日本ハムファイターズ 投手 20 上原 健太
北海道日本ハムファイターズ 投手 38 武田 勝
北海道日本ハムファイターズ 投手 51 石川 直也
北海道日本ハムファイターズ 内野手 23 渡邉 諒
北海道日本ハムファイターズ 内野手 32 大累 進
北海道日本ハムファイターズ 内野手 58 横尾 俊建
千葉ロッテマリーンズ 投手 49 チェン・グァンユウ

出場選手登録抹消

北海道日本ハムファイターズ 投手 13 石井 裕也
北海道日本ハムファイターズ 投手 16 有原 航平
北海道日本ハムファイターズ 投手 25 宮西 尚生
北海道日本ハムファイターズ 投手 39 高梨 裕稔
北海道日本ハムファイターズ 投手 48 谷元 圭介
北海道日本ハムファイターズ 投手 52 A.バース
北海道日本ハムファイターズ 捕手 8 近藤 健介
北海道日本ハムファイターズ 外野手 37 矢野 謙次
千葉ロッテマリーンズ 投手 64 二木 康太
オリックス・バファローズ 投手 28 小松 聖
※10月10日以後でなければ出場選手の再登録はできません。

【NPB】西武外崎、ソフトバンク真砂が2軍月間MVP

西武外崎、ソフトバンク真砂が2軍月間MVP

 イースタン、ウエスタン両リーグは29日、9月の月間MVPに西武外崎修汰内野手(23)、ソフトバンク真砂勇介外野手(22)を選出したと発表した。

 外崎は、11試合に出場し、リーグ1位の5本塁打を記録。打率は同2位の3割9分1厘をマークした。

 真砂は、11試合に出場し、打率4割9厘をマーク。リーグ1位の13打点を挙げ、リーグ優勝に貢献した。

【阪神タイガース】鶴岡が引退会見「戦力にならなかったら引き際」

阪神鶴岡が引退会見「戦力にならなかったら引き際」

 阪神鶴岡一成捕手(39)が29日、西宮市内の球団事務所で会見を行い、今季限りでの引退を発表した。スーツ姿で会見に臨んだ鶴岡は「ほっとしている部分と、やっぱり野球が大好きだなという気持ちです」と、晴れやかな表情で心境を語った。

 引退の決断については「1度(1軍に)上がって、9月に抹消されてからいろいろと考えた。野球選手ですから、1軍で戦力にならなかったら引き際かな。いい決断だったと思う」と話した。

 鶴岡は95年ドラフト5位で横浜(現DeNA)に入団。08年途中にトレードで巨人へ移籍した。12年にFA権を行使してDeNAに復帰。14年に阪神からFAでDeNA入りした久保の人的補償で阪神へ移籍した。今季は若手捕手の台頭もあって出場は10試合だった。

【埼玉西武ライオンズ】奈良原、宮地両コーチが退団、中野コーチも

西武奈良原、宮地両コーチが退団、中野コーチも

 西武は29日、奈良原浩内野守備走塁コーチ(48)、宮地克彦2軍打撃兼外野守備走塁コーチ(45)に、来季契約を結ばない旨を通告したと発表した。

 西武プリンスドームに荷物整理に訪れた奈良原コーチは、「(今季は)内野陣の守備の乱れが多かった点の責任を取らないと、ということだと思います。来年、西武ライオンズがうまくいくように応援してます」。宮地コーチは「(11年からコーチとして)6年間やらせてもらって、球団には感謝の気持ちしかありません」と話した。

 また、中野達也トレーニングコーチ(32)は球団に退団を申し入れ、了承された。

【中日ドラゴンズ】森ヘッドが新監督就任「いい形で次の人たちに」

中日森ヘッドが新監督就任「いい形で次の人たちに」

 

中日は29日、名古屋市内で会見を行い、森繁和ヘッドコーチ(61)の来季監督の就任を発表した。

 新監督は1度は小笠原道大2軍監督(42)に一本化されていたが、チーム状態が悪く、立て直しには指導者経験1年では時期尚早との判断で再考。谷繁元信監督(45)が8月9日に事実上の解任されて以降、代行監督として39試合を指揮してきた。

 森ヘッドコーチは「我々、苦い、厳しい1年間でした。要請を受けた日以降、いろいろ試してみましたが、そう簡単にはいかなかった。厳しいときに、引き受けていいかたちで次の人たちに渡っていくんだなという気持ちで引き受けました」と話した。

 球団創立80周年の今季、4年連続Bクラス、19年ぶりの最下位に沈んだ。佐々木崇夫球団社長(69)は「強竜復活に尽きる。森繁和さんに行き着いたというところです。かつての栄光を取り戻していただきたい」と期待した。

 チーム再建には戦力の整備も必要になってくる。今季、国内FA権を取得した大島、平田の動向も気になるところ。森ヘッドコーチは「うちの2人は残ってくれると信じているし、残ってくれるように動いていきたい」と自らもアプローチをかけるつもり。これまでも「国際渉外担当」として現地に足を運び、今季はビシエドらを獲得してきたが、監督を務めるとなると日程的に難しい部分も出てくる。「任せられる人がいる。でもしんどいけど、1回でも自分の目でも見たいと思う」とわずかな時間でも、新助っ人を求めて海を渡る考えも明かした。

 ◆森繁和(もり・しげかず)1954年(昭29)11月18日、千葉県生まれ。駒大高から駒大、住友金属を経て78年ドラフト1位で西武入団。89年から99年まで西武コーチ。日本ハムコーチ、横浜コーチを経て04年から中日コーチ。同年発足した落合政権の参謀となる。10年からヘッド。4度のリーグ優勝、1度の日本一に貢献し11年に退団。14年に再び中日のヘッドコーチに就任。国際渉外担当として編成にも携わる。通算成績は344試合に登板し57勝62敗82セーブ。防御率3・73。83年に最優秀救援投手を獲得。182センチ、85キロ、右投げ右打ち。

【オリックス・バファローズ】福良監督の続投正式発表「ミスを減らす」

オリックス福良監督の続投正式発表「ミスを減らす」

 来季続投するオリックス福良淳一監督(56)が29日、京セラドーム大阪にて今季の総括会見を行った。優勝争いに絡めなかったシーズンを「悔しさしか残っていない。選手の能力を引き出してあげられなかった後悔はある」と振り返った。

 特に先発投手陣について「前半戦はゲームをつくれなかったのが大きかった」と挙げた。外国人選手が機能しなかったのも大きな誤算だった。

 それでも吉田正や若月ら若手の台頭があり、シーズン終盤は日本ハムとソフトバンクの2強を苦戦させるという形で存在感を発揮。来季に向けては「先発投手陣の立て直しとミスを減らすこと。スキのない野球とずっと言ってきたが、後半にミスが命取りになって試合を落とすことが多かったので」と課題を掲げた。

 同席した瀬戸山球団本部長は、あらためて監督続投の理由について「このチームを一番よく知っているし、選手の力を最大限に出せると思っている。ここにきてやっと投打の歯車が合ってきた。来季はスタートからこういう戦いを期待しています」と話した。補強については「特に外国人選手のところは監督はじめ首脳陣にご迷惑をおかけした。特に力を入れて、いい選手を補強したい」と話した。

【オリックス・バファローズ】小松が引退登板 最後は島内に右前安打

オリックス小松が引退登板 最後は島内に右前安打

<オリックス2-10楽天>◇29日◇京セラドーム大阪

 今季限りで現役引退するオリックス小松聖投手(34)が、29日の楽天24回戦(京セラドーム大阪)で先発した。

 スタンドからの「頑張れ頑張れ、小松!」のコールに送り出されて島内と対戦。外角直球を2球続けて2ストライクと追い込み、3球目は首を振ってワンバウンドのフォークがボールとなった。4球目のカーブは外角にボール。そして5球目は高めの137キロ直球を投じ、ゴロで右前にはじき返された。

 スタンドでは家族が見守り、試合中は通常ならブルペンにいるリリーフ投手陣もベンチから最後の勇姿を見届けた。小松はこれまでと同じく全力で腕を振って打ち取りにいったがかなわず、思わず苦笑いを浮かべた。これで予定の1人が終了。内野陣がマウンドに集まり、伊藤は寂しさから思わず涙ぐんだ。降板する小松にはスタンドから温かい拍手。そして出迎えたチームメートとタッチしてベンチ裏に下がった。

 06年ドラフト希望枠で入団。08年に15勝で新人王など10年間のプロ生活だった。今月22日の引退会見では「福島の田舎から出てきて、10年間は夢のような時間だった」と振り返った。4年ぶり先発となった現役ラスト登板で、最後の1球まで全力を貫いた。

【東京ヤクルトスワローズ】廣岡、番長三浦からプロ初打席初アーチ

ヤクルト広岡、番長三浦からプロ初打席初アーチ

<DeNA6-11ヤクルト>◇29日◇横浜

 ヤクルト広岡大志内野手(19)がプロ初打席初本塁打を放った。

 2回1死一、三塁。引退登板の三浦の抜けたフォークを左翼席へ運ぶ3ラン。「最初から思い切って行こうと思ってました。最高のスイングができました」と喜んだ。

【横浜DeNAベイスターズ】さらば番長「三浦大輔はずっと横浜です。ヨロシク」

さらば番長「三浦大輔はずっと横浜です。ヨロシク」

<DeNA6-11ヤクルト>◇29日◇横浜

 試合後、DeNA三浦大輔投手(42)がファンを前にあいさつを行った。

 本日は、私三浦大輔のために、このようなセレモニーを開いていただき、本当にありがとうございます。

 92年、大洋ホエールズ最後の試合でプロ初登板しました。1年目に遠藤さん、2年目に斎藤さんの引退セレモニーを見て、こういう選手になりたいと思って頑張ってきました。

 25年、楽しいこともたくさんありました。勝って自分が喜んでいるのに、皆さんがもっと喜んでくれて、また喜びました。でも、それ以上に、いっぱい負けました。今日も、最後の最後まで迷惑かけて、申し訳なかったです。

 苦しいとき、心が折れそうなときもいっぱいありました。皆さんが背中を押してくれたおかげで、倒れず、1歩1歩踏みしめてこれました。たくさんの人に支えられた。感謝しています。…いろいろ考えてきたんですけど、頭の中が真っ白です。本当に、このような…このまま時間が止まってくれれば、と思います。

 チームはCSが控えています。やっと、CSに行けます。どんどんチームも変わって、苦しかった時を乗り越えて、横浜DeNAベイスターズはいいチームになっています。横浜一筋でこれたことを誇りに頑張っていきます。

 ヤクルトスワローズの皆さま、最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。スタッフ、選手、監督、コーチ。球団職員の皆さま、本当にありがとうございます。それと、普段はなかなか口に出して言えませんが、家に帰れば家族が支えてくれました。本当にありがとう!

 25年間応援していただき、感謝します。今シーズンをもって引退しますけど、これからも三浦大輔はずっと横浜です。ヨ・ロ・シ・ク! ありがとうございました!

【阪神タイガース】2016/09/29 金本監督

「植田海が来たからもういいよ」/金本監督

 阪神金本知憲監督は北條に試合用バットより重くて長い3種類のマスコットバットをプレゼントした。

 「植田海が来たから(今年は)もういいよ。よう頑張ったな。お疲れさん!」とジョークをいいながら、960グラム、90センチと980グラム、92センチの超重量型バットと監督が現役時代に使っていたお宝の1本までプレゼントした。

 「重いティー用のバットをね。長いのと短いのと。この秋しっかり振ってもらおうと思ってる」。

 「捉えるセンスはある。スイングする力がつけば本当に楽しみ」と期待は大きい。

 1軍に合流した20歳の2年目植田は今季2軍公式戦で成功率100%の12盗塁をマーク。「代走で盗塁をね。失敗0でなんでしょ?」。

 「スイッチに変えて1年の打撃はまだ大学2年生だけど、守りも相当うまいらしいね」。

 目標に広島の先輩OB正田氏の名前も挙げ、「内野手で足が速くてプロに入ってスイッチになった。正田さんぐらいの練習量をやれば、もしかしたら」。