西武岸FA宣言へ、西武残留含め国内絞って決断
西武岸孝之投手(31)が、昨年取得した海外フリーエージェント(FA)権を行使する意思を固めたことが29日、分かった。日本シリーズ終了を受け、近日中に球団に伝える。
海外移籍の考えはなく、西武残留を含めた国内球団に絞って、決断を下す意向だ。西武球団はFA宣言しての残留を認める方針。一方で、楽天など複数球団が獲得に乗り出すとみられる。
西武岸FA宣言へ、西武残留含め国内絞って決断
西武岸孝之投手(31)が、昨年取得した海外フリーエージェント(FA)権を行使する意思を固めたことが29日、分かった。日本シリーズ終了を受け、近日中に球団に伝える。
海外移籍の考えはなく、西武残留を含めた国内球団に絞って、決断を下す意向だ。西武球団はFA宣言しての残留を認める方針。一方で、楽天など複数球団が獲得に乗り出すとみられる。
右脇腹を痛めた阪神大和外野手(28)が30日、2軍施設のある鳴尾浜でリハビリを行った。
室内練習場でバイクや体幹トレーニングなど約3時間の練習を実施。「痛みはそれなりにあります。(日常生活は)問題ないです」と話した。
大和は25日の秋季練習後に右脇腹の筋挫傷と診断され、29日から本格的にリハビリを開始。秋季練習では、スイッチヒッターに挑戦していた。
日本ハム6位の履正社・山口裕次郎投手(18)が近日中に行われる指名あいさつの席で、社会人入りの意思を球団に伝えることが30日、分かった。
同校・岡田龍生監督(55)が「本人、ご家族の考えを再度うかがいましたが、社会人にお世話になる考えに変わりはありません」と山口の現状を代弁。山口はドラフト前に、指名が4位以下ならJR東日本入りを決断。調査書を届けた日本ハムを含む11球団に対し、意向を伝えていた。
日本ハムがドラフト翌日に学校を訪問し、岡田監督らに6位指名について説明。内容を伝え聞いても、山口の意思は変わらなかった。
ヤクルト真中満監督は、埼玉・戸田で行われている秋季練習中の和やかなムードを一蹴。
「うちの選手はなにくそっ、絶対に負けないという根性が足りない気がする。そういう気合が、勝負ごとでは大事になる」と選手にハッパを掛けた。
阪神金本知憲監督が青柳に新たなクイック投法と球種を習得するよう助言。
「クイックの方が安定している気がする。球威も落ちない。全部クイックで投げたら打ちにくいと思う。1秒もかかっていないしね。セットとクイック、スーパークイックを投げ分けられればいい」。
「コントロールと左対策が(課題に)出てきた。巨人なんかは左6人を並べてきたからね。来年はああいうチームが増える。そこでどう打ち取るか」。
中継ぎ転向の岩崎は決め球としてフォークを磨きに掛かる。「クローザーに近いものを求めることになる。フォークを覚えれば三振も取れる」と評価。
2日連続でブルペン入りをした横山には、前日は「目に留まった」と評価したが一転し「今日は良くなかったかな」。
その他の一問一答は以下の通り。
─北條を熱血指導
金本監督 基本的なことは言うことはない。プラスアルファの引き出しをね。10日前ぐらいから教えてる。やってみて合わなければやめればいいんだけど、本人も感覚がいいみたい。体幹の強さを生かして下半身リードで打つ打ち方です。
─板山がセカンド守備
金本監督 できれば内野をやらせたい。守備コーチは(守りが)安定していると言うけど、俺もそう思う。スローイングもいいし。
─今回のキャンプで2軍の今岡コーチを招集
金本監督 いろいろ経験して欲しいし、思ったことはどんどん選手に言って欲しい。選手も(現役時代に好打者だった視点で)いいヒントを得られると思う。
─投内連係で藤浪が投前ゴロを4球連続でエラー
金本監督 (ノッカーの)久慈(コーチ)が難しいバウンドを打ってたからね。けん制とかクイックも前向きにやってくれている。
DeNAからFA宣言することが濃厚となっている山口が30日、全体ミーティングを欠席した。
アレックス・ラミレス監督は「彼が決断したら電話をかけたい。戻って来てくれてありがとう、という話になるか分からないけど」と静かに待つ姿勢を示した。
日本ハム栗山英樹監督が常勝軍団形成へ、さらなるチームの若返りを宣言した。
「(チームを)もっと若くしないといけない。若い選手が危機感を持つには、さらに若い選手が入るのがいい」。
「同じメンバーでも来年は強くないかもしれない。どこかに緩みが出る。そこだけは気をつけてほしい。ここ(オフ)でしか差は付かないのだから」。
侍ジャパンの強化試合で野手として選出されている大谷については「ケガだけはしないように。楽しんでいってきてくれればいい」。
オリックス福良淳一監督は明日11月1日から始まる高知秋季キャンプで「投手は全員、毎日ブルペンに入れる。基本的には全部真っすぐを投げさせる」との方針を明かした。
FA権を保有する糸井については「いつも言ってるように連絡はしてないし、向こうからもないよ。どうなるのかな」と気をもんでいた。
ソフトバンクの地獄の秋季キャンプ2日目で早くも離脱者が2人出た。江川が左膝膝蓋腱(しつがいけん)の炎症、笠谷が右膝腸脛靱帯(ちょうけいじんたい)の炎症のためリタイア。
工藤公康監督は「我慢してやらせるより、しっかり治して来年春のキャンプに万全で来るのが一番」と説明。
「ついてこられない人は筑後に帰ってもらいます。甘えのないように。ここは競争の場、仲良し集団ではない」。
育成斎藤には「きちんとキャッチボールをしろ」と一喝。