日本ハムは30日、浅間大基外野手(21)が明日11月1日に徳島県内の病院で腰部椎間板ヘルニアの内視鏡手術(PED法)を受けると発表した。
2年目の昨季開幕前に腰椎分離症を発症し、以後は腰痛を抱えながらプレーしていた。今季19試合出場にとどまった浅間は「来年しっかりと勝負できるようにこの時期に手術を受けることを決めました。思い切りプレーできる状態に治して来シーズンに備えたい」とコメント。吉村GMは「(完治は)実際に手術が成功してみないと。(来春の)キャンプには間に合うくらい」と見通していた。
日本ハムは30日、浅間大基外野手(21)が明日11月1日に徳島県内の病院で腰部椎間板ヘルニアの内視鏡手術(PED法)を受けると発表した。
2年目の昨季開幕前に腰椎分離症を発症し、以後は腰痛を抱えながらプレーしていた。今季19試合出場にとどまった浅間は「来年しっかりと勝負できるようにこの時期に手術を受けることを決めました。思い切りプレーできる状態に治して来シーズンに備えたい」とコメント。吉村GMは「(完治は)実際に手術が成功してみないと。(来春の)キャンプには間に合うくらい」と見通していた。
ロッテが球団OBで、今季は巨人2軍内野守備・走塁コーチを務めた小坂誠氏(44)をコーチとして招く方針であることが30日、分かった。松山、佐藤両内野守備・走塁コーチが退任し、後任を探していた。
今季のチーム89失策は12球団ワースト。井口新監督の下、守備の再整備が急務となっている。そこでロッテを代表する名手であり、この日、巨人退団が発表された小坂氏に白羽の矢を立てた。
小坂氏はロッテに在籍した9年間(97~05年)で、遊撃で4度ゴールデン・グラブ賞。盗塁王にも2度、輝いた。球団屈指の守備と走塁のスペシャリストと言える。球団幹部は、井口監督を支えるコーチ陣について「監督の要望を受け入れながら、ロッテ出身の人もバランス良く起きたい」方針で、小坂氏招聘(しょうへい)に踏み切る。遊撃には来季高卒3年目でレギュラーを狙う平沢がおり、小坂氏の手腕に期待がかかる。
ロッテ井口資仁監督は日本シリーズ第2戦のテレビ中継で解説を務めた。7回にソフトバンク今宮がリプレー検証の末、決勝の生還を果たしたことを手本に挙げた。
「一番大事な場面で素晴らしい走塁だった。見習わないと」と絶賛。
秋季練習を終えたが「この時期に、あそこ(日本シリーズ)に立つという思いで試合を見てほしい」と自軍選手の発奮を願った。
本拠地での日本シリーズに向けて、DeNAアレックス・ラミレス監督のコメント。
「90%は力を出せている。逆に10%なくて勝てなかった。足らなかった残りの10%は、やり続けていくしかない」。
西武辻発彦監督が後藤オーナーへのシーズン報告のため、埼玉・所沢市内の西武鉄道本社を訪問した。
会談後「補強は(フロントに)任せてますが、投手をお願いしてます。向こう(海外)からも来てくれるでしょう」と期待を込めた。
阪神金本知憲監督が3年目の植田に来季大ブレークを期待した。
11月2日からの秋季キャンプの強化選手を問われ、「特にないよ。みんな、指定だ」と答え、「海(植田)なんか、やること多いよな。力をつけることとひたすら(ノックを)受けること。あいつは試合の中でうまくなっていくところがある。実戦向きのヤツは、使えば使うほど、いいモノが出てくる。そういうタイプだと思う」。
その他の一問一答は以下の通り。
-秋季練習を打ち上げた
金本監督 2クールだけやん。キャンプへの準備。
-植田は今季終盤、成長がすごいと話していた
金本監督 シーズンが終わってからも体が大きく、下半身が強くなったように見える。実戦向きだね。
-CSの最後の左打席でいい当たりを見せていた
金本監督 練習であんな打球見たことない(笑い)。試合でできるのは、実戦向きということ。大山なんかも、実戦でスキルもあるからね。(課題は)もっとスイングスピードを上げて、体力、筋力アップをね。
-キャンプの課題は
金本監督 振る力と守備力。高山、中谷は技術的なこと。体力よりもスキルアップになる。
-キャンプメンバーが決まった
金本監督 来年のことを考えれば、投手は藤浪、岩貞、青柳あたりでしょ。
-西岡はキャンプで実戦にも出す?
金本監督 そうやな。人数的にね。紅白やるなら、足りないし。
巨人高橋由伸監督は宮崎でのフェニックスリーグ中日戦を視察、岡本に苦言を呈した。
4番三塁で先発した岡本は4打数1安打も三盗の送球を2度も後逸。「ポロポロして困ったもの。もうちょっとピリピリしてほしい。みんな期待しているのは分かっていると思うので」。
ソフトバンクはヤフオクドームで2連勝し、敵地横浜へ乗り込んだ。工藤公康監督のコメント。
「シリーズは1つ負けると何が起こるか分からない。こっちで決めるのがベスト。僕も3連敗から4連勝というのがあったし」と、西武で現役時代86年の広島との日本シリーズで1分け3連敗から4連勝した経験を引き合いに気を引き締めた。
横浜スタジアムで練習し、慣れない球場での準備も整えた。「交流戦でもすごい応援だったが、その1・5倍から2倍に膨れあがると思う。(グラウンドと)ファンも近いし。そういう中でも選手はやってくれると信じている」。
日本ハムの来季1軍野手総合コーチに、元巨人の緒方耕一氏(49=日刊スポーツ評論家)が就任することが30日、分かった。
俊足巧打の両打ち打者として2度の盗塁王を獲得した同氏は、引退後も巨人でコーチを歴任。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも2大会連続でコーチを務めた。野球理論と指導力に定評があり、走攻守の野手部門全般を指導することに加え、ヘッド格として作戦面での期待もかかる。
連覇を逃し再出発を図る日本ハムに、心強い参謀が加わる。「1軍野手総合」というポストを新たに設け、経験豊富な緒方氏に白羽の矢を立てた。現役時代からの武器である状況判断の正確さを教え込むだけでなく、プロの世界で生き抜く厳しさも植え付ける。ドラフト1位で入団が確実な早実・清宮幸太郎内野手(18)ら有望な野手が多く、若いチームを鍛え、上昇させるためにうってつけの存在といえる。
現在は解説、評論活動を行っている。緒方氏と球団双方の状況、事情を考慮し、このタイミングで合意に至ったもよう。調整がつき次第、明日11月1日から始まる沖縄・国頭での秋季キャンプに合流する予定だ。
◆緒方耕一(おがた・こういち)1968年(昭43)9月2日、熊本県生まれ。熊本工時代に甲子園出場、86年ドラフト6位で巨人に入団。90、93年に盗塁王。12年間の現役で二塁、遊撃、外野を守り、94年西武との日本シリーズで満塁本塁打を放った。1軍通算成績は685試合、打率2割6分3厘、17本塁打、130打点。02、03年と06~10年に巨人でコーチ、09、13年WBCでは日本代表コーチを務めている。現役時代は175センチ、68キロ。右投げ両打ち。
ソフトバンクは28日、ヤフオクドーム内の球団事務所で育成の吉本祥二投手(24)、伊藤大智郎投手(24)に来季の契約をしないことを通告した。
11年ドラフト2位で入団し、育成3年を含む6年プレーした吉本は「今季、状態が上がらず覚悟はしていました。今は野球を続けようという気持ちにはなっていません」と引退する考えを明かした。育成では異例の7年在籍した伊藤大は「球団に感謝しています」。4月に右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術を受け、全治1年で現在リハビリ中。現役続行の気持ちは強いが、トライアウトは受験できない状態だ。